超売れっ子エロ漫画家しろくま先生(24)は原稿締め切りに追われ不規則な生活を送っている。近所に住んでいる菜々子さん(29)は頼めばなんでもお世話してくれる人妻で、彼女の掃除、洗濯、食事、その他サービスにしろくま先生は甘やかされっぱなし。菜々子さんのおかげで今日もエロ漫画執筆が捗る~。米白粕が贈る「近所の人妻×エロ漫画家」のお世話コメディ、待望の第1巻!
妹への深い愛情が引き起こす、獣耳スラップスティックコメディー! 姉の名前はレキ、妹はヨミ。一風変わった性格のレキはヨミのために、飴玉を買って帰ることにした。妹のカネで。妹から盗んだ財布で。そして最後ひとつの飴玉をどちらが食べるかで、姉妹は果てしなき争いの幕を開ける……。自由人のレキに読書家のヨミ、雑貨店主シャグから冒険家R・カポネ、交尾を続ける犬のカップルと、魅力的な登場人物たちの多重狂奏(クレイジー・アンサンブル)をお楽しみください! ハルタ大人気連載作品、読者の期待に応えて待望の単行本化!
3.34
10
発刊: 2019.07.12 ~
完結・全3巻
新刊通知
a初恋のトラウマで、恋が出来なくなってしまった主人公の少年・牛若は、転校先の高校で、そのトラウマの元凶となった初恋の美少女(♂)・竜ヶ崎に再会する。竜ヶ崎は昔と変わらず女装していて、牛若の心を掻き乱し、更には女装部なるものを創設し、女装男子達に囲まれる学園生活に。果たして牛若は、新しい恋をすることが出来るのか──…!? Twitterやpixivで発表してきた「初恋が美少女♂で、息の根を止められてしまった少年の話。」からタイトルを改め、約40ページの描き下ろしページも加えて、少年と女装男子達の繰り広げる学園ラブ(?)コメディ、遂に開幕!!
スコットランド・エディンバラ。寂れた便利屋を営むマリーは、世界を構成する「精霊」と交渉する術「魔法」を会得した、正真正銘の魔女。そんな彼女のもとに、ロンドンの教会から、魔法使い見習いの少年が連れられて来る。しかし、それは最厄の少年であった――。万物に宿る精霊とともに、魔女と少年は肩を寄せあい、大人になる。美しき白亜の異国を舞台に繰り広げられる、新たな魔法の物語。
お日様みたいなお酒――。太陽の光がプリズムを通すと七色に輝くように、酒の透みきった無色の液体の中には、きめ細かなたくさんの味がひそみ、息づいている。そんな日本一の酒を造り出すことを目標としていた兄・康男の言葉が、夏子の心を占めてはなさない。だが今、夏子は、コピーライターとして大きな仕事にかかわりだしたばかり…。「酒」をめぐる情熱と夢。大いなる夢をめざす夏子たちの辛口人間ドラマ。
明治26年 冷害の酷い年、山形県のとある村に住む青年・阿部亀治は、参拝の帰り近隣の田んぼで冷害に耐えて実っている3本の穂を見つけました。 力強いが育成の難しいその穂を、亀治は試行錯誤の末に収穫できる量を育成することに成功する。 亀治の名から「亀ノ尾」と命名されたその穂は、長年、品種改良を続けながら作られ続けていた。 だが、1970年代には「亀ノ尾」自体の栽培は絶えていた。 その「亀ノ尾」の貴重な種籾を譲り受け、1983年に復活した「亀ノ尾」で作った吟醸酒「亀の翁」が作られた。 本作は、幻の酒米を復活させ極上の酒を醸したその出来事を下敷きにした作品です。 主人公は都内の広告代理店でコピーライターをしている佐伯夏子。 彼女は造り酒屋の長女で、実家の酒蔵では兄の康男が、幻の酒米「龍錦」を使った、日本一の日本酒を作るという夢に向かって動いていました。 だが、康男は病に倒れ、夢半ばに帰らぬ人となってしまう。 葬式に帰郷した夏子だが、そこで杜氏の信助に、1350粒の種籾を渡される。 それは、生前、康男が倒れる直前に杜氏に託した幻の米、龍錦の種籾だった。 そして物語が動き出すのですが、日本一のお酒作りをするに至るマンガの米作りから始まる。 と思いきや、米作りの前の田んぼの準備から始まります。 と思いきや、田んぼの土地の確保、協力してくれる農家への呼びかけ、それ以前に、主人公の夏子は東京でコピーライターをしており、主人公の気持ちに火がつくところから物語が開始します。 そう考えると、結構気の長い話で、実際酒造りに入るまで、いろんな紆余曲折、心境の変化、いいこと悪いことが置きます。もちろん、酒造りに入った後も。 そういったいろんな"もうダメかもしれない"を乗り越えた先に神の雫が溢れた瞬間は素晴らしいカタルシスでした。 連載当時、本作をきっかけに日本中で日本酒や米作りに対する関心を集めることとなり、日本酒ブームを生み出したそうですが、それだけのことがあると思います。 田作りから瓶詰めまで、酒造りの基本工程を知ることができるのも魅力です。 ただ、作中の農薬に関する記載についてはやや思想めいたところが感じられました。 作者は十分取材をした上で、農薬を使用する利点についても触れているのですが、一つの観点として読むべきと個人的には思います。 また、金の話題が出ただけで微妙な顔をする夏子のまっすぐすぎる性格がうまく表現できているところなのかなと思いました。 最初から最後までまとまりもよく、読みやすい名作でした。
by うにたべたい (585)