3.18
6
発刊: ~
既刊1巻
新刊通知
a「わたしは恐ろしい生命体を創ってしまった…」 やはり人間は創造主になどなることはできないのだ…インテリ青年のエゴから生み出された醜い生命体が望んだささやかな倖せは叶うのか?恐怖マンガの筈が、望まぬ姿で生を受けたフランケンの苦悩に憐憫の情を感じるストーリー。
1985年に発売された、岡崎京子の処女短編集の新装版。表紙に描かれた女性の、さめた瞳の印象そのものといった雰囲気の、はかなくもみずみずしい作品群が並ぶ。 <p> 本書は、94年発売の単行本『リバーズ・エッジ』以降の作品群などと比べると、まだ完成度が低く粗さやつたなさが目立つものの、90年代以降あまり前面に押し出されなくなる、叙情性や透明性が印象的である。また、『リバーズ・エッジ』以降の作品に至るまで一貫して特徴的な、岡崎京子らしいクールな感性が、すでに「彗星物語」の、時間が止まったかのような砂浜にたたずむ2人の会話のモノローグや、「CURRY RICE」の、大好きなカレーライスと、彼氏との初体験との鮮やかな対比などに見いだされる。 <p> また、一見相反する要素が実は表裏一体であり、そのためにさまざまな「むずかしい問題」が発生する、という岡崎作品の重要な主題も、恋愛感情の残酷さをさらりと描く「あねいもと」などで、すでに描かれはじめている。大島弓子や奥平イラなど先人の影響が未吸収のまま表に出たような側面もある一方、パンク・ニューウエーブ期の音楽の自由奔放さにも似た、岡崎京子のなんでもありの独自性もはっきりと顔をのぞかせている。どんなことも起こりうる世界のなかで生活を送る若者たちに、「いま起こっていること」を描き続ける岡崎京子の出発点として、読み逃せない初々しい1冊。(横山雅啓)
冬目景作品。 何作か読んでますが、ちゃんと完結まで読んだのは本作だけです。 というのも、氏の作品は不定期連載や掲載誌の変更が多く、次巻が出るペースも遅いためです。 本作も2000年2月に連載開始したのですが、不定期連載を繰り返し、開始から終了まで10年以上の時を経た2011年6月に最終巻が発売されました。 内容的にもスパンを置くとついていくのが難しくなるので、完結後作品を一気読みするには最適と思います。 舞台は大正時代半ば、帝都東京に事務所を構える「松之宮 遥」は優秀な私立探偵で、恩師の紹介から「高苑 真夜」という少女を助手に雇うこととなる。 探偵事務所に舞い込んでくる奇怪な事件を二人が解き明かすものとなっています。 時代考証ができていて、アインシュタインの訪日やウォレン・G・ハーディング大統領の死去、震災で倒壊する前の凌雲閣などがストーリーに絡みます。 また、ミステリーらしく衒学的な部分もあり、興味深く読むことができました。 真夜はワトスン役として必要十分で、作中、歩く広辞苑と比喩されるほどの深い知識を蓄えており、様々な場面でその知識が役立ちます。 ただ世俗には疎く、蝙蝠が縁起の良い動物であるということは知っているのに、皆が当然知っているような流行り言葉などを知りません。 ラストは、民俗学の研究者より稀人ではないかと言われた彼女の正体にスポットがあたったものとなっていて、切ない終わり方となっています。 私的にはちょっと無理矢理っぽいラストだった気がしました。当初からこのラストはプロットにあったのか。 内容は重いですが、全4巻と冊数は短いです。冬目景の入り口としておすすめ。
by うにたべたい (581)3.14
6
発刊: 1988.08.01 ~
既刊2巻
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aワケあり美形がひしめく屋敷で雷蔵は恋をした。相手の紺は、無愛想でつっけんどんで、でも雷蔵のことを嘲笑(わら)ったりしない美少年。住人Sのちょっと激しめなラブシーンにあてられながら毎日紺を好きになる雷蔵。ところが紺は、屋敷を訪ねる客相手に秘密の“仕事”をやっていて……。志水ゆきの逃げられないLOVEDESTINY、開幕!!
3.08
6
発刊: ~
通常版・他2作品
新刊通知
a3.11
6
発刊: 2014.04.14 ~
完結・全4巻
新刊通知
a淫らな思いを力に変えて! 話題沸騰、 『ダイミダラー』シリーズ最新作! 女の子にエッチなことをするとエネルギーが湧き、その力でロボットを動かす奇想天外なロボット漫画『健全ロボ ダイミダラー』! そのシリーズ最新作は、人類とペンギン帝国が力を合わせて悪と戦う激動のバトルアクション!! 第1の主人公・真玉橋孝一、第2の主人公・天久将馬に次ぐ、鋼の意志を持った第3の主人公が大活躍! 2014年4月からはテレビアニメ版もスタート、ダイミダラーの戦いに、世界の注目がいま集まる――!
彼女の名はウルナ・トロップ・ヨンク。遠い村から、辺境の地に赴任したスナイパー。 彼女は、初めての戦場で、なにを知るのか…。 第49回ちばてつや賞大賞受賞、第5回漫画アクション新人賞入賞を経て、 『ミツバチのキス』『エイス』など、漫画シーンから熱い注目を浴びる意欲作を発表し続ける鬼才・伊図透が、 そのすべての才能を込めて解き放つ、マージナルなイマジネーションに溢れたSF巨篇。 新しい物語の始まりを“目撃"せよ!