───飢えているのは血だけじゃないんだね。街の爪弾き者・ロヴィサ、死を待つ牙折れの白い吸血鬼・アシュリー。巡り会った2人は、静かに孤独を溶かし合うが…。餌としての至福、太陽を捨てる決意…人と吸血鬼、いくつもの夜を越えて生きていく。連作読切集!!
3.38
8
発刊: 2014.11.28 ~
完結・全1巻
新刊通知
a地味ボウズ←→派手ヤンキー思春期交流日記 地味めボウズ・園木くんと、派手で悪目立ちぎみのヤンキー・真嶋くん。園木くんは天文部で個人プレーが得意、真嶋くんは人に話しかけてるだけでカツアゲかって言われちゃう。そんな同じクラスでも住む世界が違うふたり……のはずが、ひょんなことからメールのやりとりしたり、放課後一緒にケーキ食べたり、お腹まわりを比較してみたり、河原で並んでアイス食べたり、後夜祭フケておしゃれタウン行っちゃったり!?…なんだか仲良くなるのか……な?? 思春期男子、いったりきたり交流日記!男子ふたりの愛せるやるとり、ぎゅぎゅっと11編収録(以下続刊)!
大正十四年(一九二五年)、桜舞う春に作家を志す23歳の文学青年・小林秀雄は上京してきたばかりのまだ18歳の詩人・中原中也と運命的に出会う。自意識の殻に閉じこもり、創作の迷路に入っていた秀雄に衝撃を与えて、彼の生きざまを根っこから変えていく中也… そして中也には同棲する一人の女・長谷川泰子がいた―― 事実を基にフィクションを交えて描き出す、文学に人生すべてをかける中也と秀雄… 『彼女とカメラと彼女の季節』月子が描き出す! まだ無名だった二人の切なく物狂おしい物語が今、ここに始まる…!!
早熟の天才詩人、中原中也とのちの近代文芸評論(作品を批評するだけでなく、文学史そのものの研究や作家と作品の研究も含み、守備範囲はとても広い)の確立者とされる小林秀雄の人間ドラマ。 恥ずかしながら詩を読んで味わえるような感性を持ち合わせていないので、物語とともに中原中也の詩が綴られても、どう読めばいいのかわからなかったです。 これはすごいんだろうなとはもちろん流れでわかりましたがそれ止まり。。 むしろ、中原中也と小林秀雄の天才どうしの出会いやさまざまな葛藤といった人間ドラマの方に惹かれました。 この文学者特有の苦悩や葛藤は、今の私たちにはあまり理解し難いものかもしれません。 例えば、芥川龍之介や太宰治といった文豪がこの苦悩や葛藤の末に自殺を遂げたのは、現代の私たちが考える「自殺」と彼らの考える「自殺」には大きな考え方の隔たりがあったのが要因とされているそうです。 実際に自殺に至ることはなかった中原中也と小林秀雄。もっとその前の、当時の文学者としての苦悩や葛藤を、月子先生の柔らかい作画で読むことができ、楽しめる。 その点で凄く入り込めました。ウィキペディアで彼らのその後を読むと切なくなります。 作品としては打ち切りエンドだそうですが、それでも面白い。味わい深い作品ですね。
by せふぁ (1205)トップアイドルになれば、地球征服できんじゃね? ってことで、目指してみることにした隊長(クール系?リーダー)・イチイ(熱血系ムードメーカー)・ニイ(フェロモン系人気No.1)・サイ(インテリ系頭脳班)の顔だけはいい4人+ドルヲタ女子・ヨイ。手始めに「ジャノン・スーパーボーイ・コンテスト」を受けてみるも、ナメてかかったらさあ大変! そこはキラキラだけどこわい、幸せだけど痛い、本気にならざるを得ない世界! 夢を仕事にしようとがんばる全人類に捧ぐ―― 「カッコいいって、何だ!?」
3.07
8
発刊: 2016.04.12 ~
既刊1巻
新刊通知
a効能:頭がよくなる所用時間:5~10分副作用:中毒性高しどんなバカでも生命の危機にさらされたとき、1+1の解答をたたき出す。それが、「火事場のバカIQ」!!ということではないけど、とりあえず読むとアタマがよくなります。ショートストーリーから、様式美の極地までよりどりみどり。ポロリもあるよ。最短1ページ~最長16ページまで、変幻自在の24エピソード[IQ000]~[IQ023]を収録。何回も何回も読み返したくなる中毒性の高さにご注意。マンガの可能性を拡大し続け、あなたの頭脳を挑発する。日本よ、これがマン○だ!!
没後20年を記念して、夭逝した天才漫画家ねこぢるの全作品を電子化! 一目見たら決して忘れられないキュートなネコ姉弟「にゃーこ」と「にゃっ太」が帰ってきた。「しっこ、ちっこ、ぴゅー、しゅー♪ アホ、バカ、死ね!!」。可愛いのにザンコク、下品なのに深遠、淡々としながらも超エキセントリック。1990年にデビューし、98年に31歳で死去するまでに描いた全作品を、上下巻1600ページに収めた超永久保存版。ラルク・アン・シェルのhydeをはじめ松尾スズキや中川翔子など多くのクリエイターが熱狂的に支持した、珠玉の作品群が電子書籍として甦る。上巻では、月刊「ガロ」でのデビュー作『ねこぢるうどん』、日常を猫目で「じぃーっ」と見つめたエッセイマンガ『ぢるぢる日記』、特殊漫画家・根本敬が「俗や日常の遠い彼方に魂が飛んだ」と絶賛する『つなみ』など約800ページを収録。(上巻の内容)ねこぢるうどん/ぢるぢる日記/ねこぢるだんご/ねこぢるせんべい/ぢるぢるご近所日記/つなみ/半魚人/かちく/ねこちゃん/ぢるぢる恐怖体験/ぢるぢるばなし/ぢるぢる新入社員他
人工的に作り出した赤ん坊を売って大儲けしようとする女性科学者。しかし彼女の男友達(ゲイ)は自分が赤ん坊を育てると言い出す…。啓示と救いに満ちた衝撃のデビュー作『バースデイ』を始め、情緒不安定な従姉に振り回されるヘタレ青年の物語『ライトナイトライト』、ロリータの純愛『金りんごちゃんの恋』、死んだ兄に憑かれた女子高生を描く『兎の生る木』、火星の海底プラントが舞台のSF『BIANCA』、冴えない青年の前に突然現れた謎の幼女との不思議な同居生活を描いた表題作『人生は二日だけ』。珠玉にして多彩な6作品を収録した、記念すべきデビューコミックス!