3.42
1762
発刊: 2008.01.23 ~
完結・全14巻
新刊通知
a今の仕事に悩んでないか!?転職を考えているなら……そのときこそが人生の転機だ!!龍山高校英語教師・井野真々子(いの・ままこ)は、転職代理人の海老沢康生(えびさわ・やすお)と出会った。そして、彼の話にひかれ転職を決意、選んだ職業は、海老沢と同じく転職代理人!!メディアに騙されるな、イメージに惑わされるな。これは社会人のための“ドラゴン桜”だ!
ドラゴン桜で登場した龍山高校の英語教師「井野真々子」が主人公。 教師からの転職を考えた井野は、「桜木健二」に転職代理人「海老沢康生」を紹介される。 アドバイスを聞いた結果転職を諦めかけるが、海老沢の進めより、海老澤の所属する会社・ライフパートナーで、転職代理人として働き始めるというストーリーです。 "ドラゴン桜"では、落ちこぼれつつある生徒を様々な受験テクニックで東大合格に導く受験生に向けた内容でしたが、本作のターゲットは就労中の大人となっており、転職を主なテーマにして社会的価値を高める方法、成功する為の考え方を指南する内容となります。 前作では東大合格という明確なゴールに向けていましたが、本作は基本的にはライフパートナーへ転職相談に訪れる顧客を通して学ぶパターンとなっています。 仕事がターゲットなので、そのゴールというとリタイアになるわけで、本作ラストは井野が自分のやるべき仕事を見据えたことで終幕です。 私は仕事に差したる情熱もない、持つ気も無いので、ペラペラめくって読んでましたが、意識の高い人には具体的な数字があって、実践的でわかりやすいことが描かれているので、自己啓発書とか好んで読む方は好きなんじゃないかなと思います。 見出しだけ書くなら「人の価値は市場が決める」とか「もっとも年収の高いのが転職0回の人」、「転職はリセットではなく人生のチューニング」など。 また、マスコミが伝える社会のデータの嘘についても多く取り上げられていて、転職を考える人にもそうでない人にも為になる内容だと思います。 マンガとしても普通に面白く、先の展開が気になる作品でした。 また、ドラゴン桜と違い、作画も安定していると思います。 氏は企業や株式投資、就活を題材にしたマンガも描いています。 これまで興味のない分野でしたが、読んでみいという気にさせてくれます。
by うにたべたい (525)七本の神剣を集め、古代の怨念を昇華せよ! ──島根県の山奥の村で49年に一度だけ行われる秘祭・神和祭(かんなぎさい)の取材に同行した七地健生(ななちたけお)は、巫女として舞っていた少年・布椎闇己(ふづちくらき)と出会うが…!?
3.11
1760
発刊: 2019.08.16 ~
既刊1巻
新刊通知
a父の死は私の“希望”。虐待を受け育った作者が描くコミックエッセイ。暴力・性的虐待・面前DV・人格否定。――父が私にしたこと。これが、私の日常だった。子どもの頃は、家を出るお金もなければ、歯向かうための腕力もない。虐待する親の元に生まれた私には、耐えるしか道がなかった――。――第1話 日常的なDVと虐待第2話 外面のいい父第3話 よりを戻す両親第4話 狂う母第5話 誰にも言えない第6話 私に流れる父の血第7話 恋愛依存第8話 全ては父のせい第9話 復讐失敗第10話 「私は悪くない」第11話 彼氏に依存する私第12話 自立したい 第13話 結婚そして妊娠第14話 余命僅かの父第15話 虐待の連鎖第16話 子どもは親を選べない第17話 父の死は希望第18話 愛されたかった?第19話 気づいてしまった母の気持ち第20話 ただ普通の幸せが 第21話 自分の人生を取り戻す―――私はただ、普通の幸せが欲しかった。普通のお父さん、普通のお母さんが。★単行本カバー下画像収録★
友達なんと0人な浅尾蘭。自分を変えたいと思いつつ、なかなかうまくいかない日々。そんな中、ある出会いを通して少しずつ周りが変わり始めて…。大人気WEBコミック「堀さんと宮村くん」を描くHEROが新たにお届けする、心にチクンとささる青春コメディ!
3.63
1759
発刊: 2019.04.12 ~
既刊8巻
新刊通知
aもっと自由にビールを楽しむ! 京都の広告会社に勤める剣崎七菜は、社内の人間に自身の仕事が認められないことに苛立ちを感じていた。 そんなとき偶然入った居酒屋「白熊」で、店主・野波隆一とカメラマン・芦刈鉄雄、そして「クラフトビール」に出会う――。 登場するビールはすべて実在のビール! グルメ漫画研究家・杉村啓のビールコラム付き。 読んで飲んで楽しくなれる! クラフトビールが織りなすオトナ青春群像in京都、はじまります!
恋とも友情とも、 憧れとも執着とも、 嫉妬とも恐れとも、 言葉にできない、大切なきもち。 舞台に立つことを夢みて歌劇学校に通う少女たちの心を、鮮やかに切り取った青春群像シリーズ。 淡島(あわじま)歌劇学校合宿所――通称“寄宿舎”には、 舞台に立つことを夢みる少女たちが全国から集まってくる。 ミュージカルスターに憧れて入学した若菜。 親友の思いを背負って学び続ける寮長の絹枝。 周囲の視線を集める美しき特待生の絵美。 かけがえのない季節をともに生きる少女たちの青春グラフィティ。
3.36
1759
発刊: 2016.10.21 ~
完結・全6巻
新刊通知
a「こんなに矯正教育がうまくいった例はない」「生まれ変わった」と称えられ少年院から出てきたのは、かつて妹の命を奪った美少年だった――。「怖いものなんて無い」という凛々しく勇猛な女刑事・倉澤樹(くらさわいつき)が、史上最悪の殺人犯との死闘に身を投じる! 累計発行部数1000万部超の衝撃作『ライフ』のすえのぶけいこ、初の青年誌連載。強烈に苛酷な舞台をエネルギッシュに描き出す!
なんなんだよ…この人の色気 家政夫バイトの阿澄が訪れた「成瀬家」。 そこは、シングルファザーの成瀬さんと 息子・壱佳の二人家族だった。 ――しかしこの成瀬さん、妙に色っぽい…! どうにか仕事に集中しようとする阿澄だが、 成瀬さんが欲求不満なことに気づくと つい魔が差してしまい…! ? 甘々な描き下ろしも収録★
3.11
1758
発刊: 2018.02.18 ~
既刊5巻
新刊通知
a「男として――弥生さんが欲しい」 最高気温38℃の酷暑日に、家のエアコンが壊れた弥生。 急いで業者を呼ぶと、やってきたのはなんと年下の幼馴染・玲くん! 成長した彼はガタイのいい頼もしい男になっていた。 2人きりの密室にこもる熱。 妙に意識してしまっていると、躓き足を滑らせて玲くんを押し倒してしまい―― 「俺、もう限界…」誘うような熱いキスと汗のにおいにくらくらする弥生。 太い指でイイところを弄られると、溢れるのが止められなくて…。
車内、駅前、駅構内、情景模型───…鉄道周辺のあれこれを舞台に展開する5本の作品を中心にwebにて発表した短編1本&描きおろし10Pを含めた作品集。
鉄道に関連した舞台で退会される様々な物語を描いたオムニバス形式の作品集です。 タイトルの通り"鉄道"に関した"少女漫画"で、車両の名前や実際の路線が登場しますが、衒学趣味的なものはなく、鉄道ではなく人が主人公の物語となっています。 鉄道とは関係が深いのですが、鉄道マニアや鉄子が登場する訳ではなく、鉄道を舞台に出会いや思い出を描いた、一話完結型の物語となります。 とはいえ、実際の鉄道路線が舞台のため、鉄道好きにもおすすめの内容だと思います。 全7話収録されています。 各話の感想は以下のとおりです。 ・浪漫飛行にのっとって 小田急ロマンスカー「さがみ」の車内が舞台です。 主人公はスリ師の女の子で、寝ている男性から財布をスリ取ろうと手を伸ばしたが捕まってしまう。 その男性はスリ師の女の子に、突き出さない代償として別の車両に乗っている女の人の額に"肉"と落書きするよう依頼するが、というストーリー。 ブラック企業勤めで妻とろくに会話もできなかった情けない男性のお供をしてしまったスリ師の奇妙なトラブル話が、ロマンスカーのダイヤ情報と絡んで、おもしろいと思いました。 ・彼の住むイリューダ ずっと好きだったが思いを伝えられないままだった女性が、ちょっとしたアクシデントでその彼の住む街の最寄り駅・入生田(イリューダ)を訪れる話。 伝えられない思いと裏腹に取ってしまった行動で心残りのまま去っていくが、箱根登山鉄道のダイヤと鉄道のシステムに絡めた落ちがさすがと思いました。 ・立体交差の駅 立体交差型の駅「厚木駅」を舞台にした恋愛ドラマ。 恋愛ドラマといっても登場人物は女性同士で、電話での痴話喧嘩を聞いてしまった女子高生「みずほ」が、自分の悩みとともに、その二人と深く関わっていく展開です。 最後は大団円で、爽やかな物語でした。 ・青と白のリーム "立体交差の駅"の続きの短話。 女子野球のピッチャーであるみずほの試合を、"立体交差の駅"で仲良くなった相手が見に来る話。 本作は特に鉄道とは絡まない、日常の一コマです。 ・木曜日のサバラン 妻のリクエストで帰宅中サバランを買うために立ち寄った洋菓子店に、"奥"があることを知り、そこへ踏み込むと、そこでは男たちが鉄道模型を鑑賞していた。 なんとなく妻に言い出せず、秘密を作ってしまった男は、毎週木曜日、サバランを買うついでに"奥"へ通うようになる、という展開です。 最後はなんとなくいい話にしていますが、自分勝手で人の大事なものや時間を壊した妻の言動がちょっと許せないと思いました。 なお、本作は"鉄道少女漫画"の続刊、"君曜日"にスピンオフします。 ・夜を重ねる 小田急「片瀬江ノ島駅」を舞台にしたストーリーです。 この短編集の中では一番好きな話です。 30過ぎで3年以上付き合った彼に浮気された女性が、その龍宮城のような駅で偶然であった女性と仲良くなり、お互いの経緯について話す展開で、とてもキレイでいい話だと思いました。 ・ある休日 ある日の小田急に乗り込んだ男がみた人々の姿。 これまでの短編の登場キャラクターのその後が、電車が進むたびに過ぎ去っていくように描かれています。 肝心の主人公の男は誰か、というと、最後はそうきたか、という感じでとても良かったです。
by うにたべたい (525)主人公灯里が火星のネオ・ヴェネツィアで 一人前の水先案内人を目指しながら、日常 の出来事を綴るお話です。
3.84
1757
発刊: 1999.12.01 ~
通常版・他1作品
新刊通知
a山野一の幻の衝撃作品「四丁目の夕日」がついに電子化された!平々凡々に生きている主人公・たけしはある日暴走族に襲われる。その日、家に帰ってみれば、母親は大けがをして救急車で運ばれるてしまったのだ。以降、これでもかこれでもかというくらい不幸がたけしを襲う。たけしは大乗仏教的とさえ思える「不幸の無間地獄」へと落ちていくのだった……。これを読まずして、80年代のサブカル・コミックは語れない。
目には「美味(うま)いッ!」、心に「感動ッ!」中華料理の“てっぺん”ねらう、天才グルメ少年、あらわる!!時は清(しん)朝の末期――。四川省(しせんしょう)最高のレストラン「菊下楼(きっかろう)」では、新料理長を決める“料理勝負”が行われようとしていた!!前料理長パイの子=マオと、パイの弟子=ショウアンという因縁深い2人が“幻”の麻婆(マーボー)豆腐で激突するのだが……はたして軍配はどちらにッ!?
3.47
1756
発刊: 2019.06.04 ~
完結・全1巻
新刊通知
aあの大人気脱獄ファンタジーがまさかのスピンオフ化!? スリリングな状況下で繰り広げられる怒濤のボケとツッコミの応酬!? 原作作家らも大絶賛した“笑撃”のコメディが遂にコミックスになって登場!! ハチャメチャな展開が続く中、子供達は無事に脱獄を果たす事が出来るのか!?
一般庶民の娘・佐都は恋人の健太からプロポーズされる。健太は芦屋家の富豪・深山家の次男なのだが、佐都は庶民的な健太に親近感を持っていた。しかし健太に連れられていった深山家は佐都の想像を絶する大邸宅だった。厳格な父・圭一により佐都は門前払いにあう。二人は駆け落ち同然で入籍するが…。
3.25
1756
発刊: ~
通常版・他1作品
新刊通知
a幼い頃、親に捨てられたターちゃんはチンパンジーに拾われ、育てられた。そして、いつしかジャングルの平和と秩序を守る王者と呼ばれるようになった。力強くて心優しい、だけどちょっぴり(?)スケベなターちゃんと、妻のヂェーンとジャングルの仲間たちとの爆笑ライフが描かれる第1巻!
生まれて間もなくサバンナに置き去りにされ、チンパンジーに育てられた野生児「ターちゃん」を主人公にしたギャグ漫画。 続編の“新ジャングルの王者ターちゃん”ではシリアスな長期バトル漫画に路線変更していて、一般的にはこちらの方が有名だと思います。 1話が7ページほどと短く、話が次回にまたがることがほぼない1話完結の形態となっていて、A5のワイド版コミックで出版されていました。 “新”が有名すぎるため、その影に隠れた作品と言えなくもないですが、内容があまりにもお下劣すぎるので影に隠れたままとなって正解かとも思います。 “新”は名作で、バトル漫画好きにはおすすめですが、本作は端的に言うと下品なだけのギャグ漫画で、古い作品ということもあり、おすすめはできません。 強いて言えば、“新”はバックグラウンドの説明なくストーリーに入るので、“新”を読んだ後で気になったなら読むくらいかと思います。 私もその口で、“新”を知った上で、過去作を読んだことがないので読んでみました。 サバンナの平和を乱す密猟者を懲らしめる描写はありますが、ターちゃんと言えばバトルのイメージがあったので、バトルの描写がほぼない一貫してギャグ漫画であることに驚きました。 元トップモデルのヂェーンは終始肥満体で、ターちゃんを育てたエテ吉、ウポポ族の戦士アナベベは本作から登場します。 ラスト近くにペドロが登場し、最終回まで通常通り1話完結のギャグ漫画で、ターちゃんたちの日々は続く的なラストで一旦終了となっています。 ギャグがとにかく下品極まりないのが特徴です。 ターちゃんは筋骨隆々の成人男性なのですが、陰毛描写はないものの毎話のように股間を露出します。 真性包茎の子供ちんこなのですがいぬまるだしっもびっくりの露出っぷりで、おまけに勃起するというBPOもびっくりのやりたい放題。 男だけではなく女性もフルヌードの描写があり、よく週刊誌の少年漫画でこれが通ったなと思います。このころのジャンプはエロかった。 ページを捲るとちんこうんこのオンパレードなので、小学生向けには受けると思いますが、苦手な人はダメだと思います。私はもちろん大好物です。
by うにたべたい (525)ベルリンの壁で一つの国が真っ二つに裂かれた世界。東ドイツ。社会主義が支配するその国に住むアナベルは、古本屋を営む青年・ユキロウに密かな恋心を抱いていた。そして、国家の陰謀が絡む明かせない秘密を。時代が、思想が、抗争が、二人を別つ壁となる――。東ドイツに生きた人々を描く本格派歴史劇。