陽一が郷里を想うとき、いつも決まって想い浮かぶ情景がある。早春の早い午後、幼い陽一は父の営む理髪店の床の上に座りこんで遊んでいる。ぽかぽかと心地よい陽だまりの床。それはどうやら、かなり幼い日のもっとも心なごむひとときのように思われる…。父が死んだとの連絡を受けた陽一は、郷里の鳥取に帰ることになった。十数年ぶりの郷里はすっかり街並みが変わってしまい、なかなか郷里に帰ってきたという実感が湧かない。それでも実家に近づくにつれ、記憶にある景色が目につくようになってきた──。昭和27年4月、鳥取大火の炎によって焦がされた父と子の絆は!?鬼才が「犬を飼う」「欅の木」に続き、三たび挑む人生の機微!!
最注目作家が描く甘美で数奇な秘密の物語!大ヒットコミックス『いいね!光源氏くん』作者が贈る、秘密を買い取るバーを舞台に、人間の深淵を覗く待望の最新シリーズがスタート!人に言えない秘密はあるかい? そんな時は僕のところへそしてこっそり打ち明けてくれ――どんな秘密にも値段を付けて買い取るバー「王様の耳」には夜毎、事情を抱えた客が訪れ、謎の店主・鳳麟太郎にこう囁く。「ガイダロス」。曰くありげなカクテルの名前を告げた客は奥の部屋に通されて……斯くして今夜も甘美で数奇な物語が始まる。『女性セブン』で大反響連載中の『王様の耳』がついに単行本化!(作者プロフィール)えすとえむ/2006年『ショーが跳ねたら逢いましょう』でデビュー。作品に「このマンガがすごい!2012」のオンナ編第3位に選ばれた『うどんの女』や『IPPO』『Golondrinaーゴロンドリーナー』『いいね!光源氏くん』『CITY HUNTER外伝 伊集院隼人氏の平穏ならざる日常』など。現在、『女性セブン』で本作を連載中。
ある朝、平凡な会社員・青田みつる(28歳)が、会社を休んで出向いた先は警察署。そこには彼を含め5人の人間が、国民から無作為に選ばれ強制的に集められていた。その目的とは、彼らが「警察官とともに犯罪者を取り締まる」こと。そして説明もそこそこに、早速チカンの常習犯の出没する駅で実戦に臨むハメになるが…。
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発刊: 2013.05.30 ~
完結・全1巻
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