3.10
17
発刊: 2013.07.13 ~
既刊11巻
新刊通知
a宇佐美ヨウイチは同級生・阿螺井の誘いで四国沖の太平洋に浮かぶ源五郎島にある弾正高校への進学を決めた。期待を胸に海を渡る宇佐美たちの前に現れたのは…! ?
友人の阿螺井に誘われ、四国の離れ小島・源五郎島の弾正高校へレジャーと水着の女の子との日々を夢見て転入してきた宇佐見ヨウイチ。 だが、そこは未知モンスターが現れ謎のオーパーツが眠る古代のダンジョンがあり、一攫千金を目指す荒くれ者の集う島であった。 通称・ダンジョン高校と呼ばれるその高校へ、半ば騙されるような形で編入してしまった宇佐見を主人公とした、半分アクション、半分日常系な内容です。 ダンジョン探索とオーパーツの謎、そして阿螺井の目的を縦糸にストーリー展開します。 巨大モンスターが襲いかかってきて、人死にもありそうな描写はありますが、直接的なものはなく、基本的にはギャグマンガです。 日常の一貫のようにダンジョンに潜り、なんとなくゆるい感じで進むと、突然話が大きく進んだり、逆に唐突に完結して次話からは場面転換していたりします。 どうにもふわっとした感じがあり、結局、最後まで描かれずに回収されない伏線を残したままにすることも多々ありますが、雰囲気が良く引き込まれます。 8巻までは宇佐見が主人公ですが、以降はストーリーの中心は新入生の最上トキと、中嶋ダイスケを代表とする古美術部メンバーにバトンタッチします。 8巻まではヒロインのシオちゃんがかわいく、ラブコメ展開がすごく良かったのですが、9巻以降ではラブコメパートがほぼなくなります。 9巻以降はストーリーの進展のようなものはほぼなく日常系色が強くなり、これはこれで悪くはなかったのですが、個人的には8巻までが勢いがあってよかったように思いました。 序盤は女性キャラのお色気シーンも多く、攻めていた感じがありましたが、失速してそのまま終わった感じがあったのが残念です。 深くて広いダンジョンが広がっていますが、奥深くの危険な場所へトレジャーハントをするような場面はなく、普通に高校に転校するキャラも多いです。 一風変わった場所だけど世間とは一続きであり、一攫千金を求めてくるも多くの人は雰囲気に慣れて仲間とワイワイ楽しく過ごすのを選ぶというのもリアルでした。 例えば、ダンジョン攻略や魔王討伐といったファンタジーな側面は意外になく、非日常を求めて来るも日常に返ってゆくのが、一種の寂寥を感じられます。 タイトルのイメージと異なり、どちらかというと、ばらかもんやげんしけんに雰囲気としては近い作品と思いました。
by うにたべたい (581)3.44
17
発刊: 2012.10.27 ~
完結・全1巻
新刊通知
aメガヒット4コマ「けいおん!」の梓・憂・純たち在校生側のその後の軽音部ライフを描いた続編が登場!梓部長のもと憂、純が加入したけどまだ人数が足りない軽音部。まずは新入部員獲得から!?梓部長、やってやるです!
放課後ティータイムメンバー卒業後の次世代の桜が丘高校軽音部を描いた短編。 同時期に連載していた大学編と同じく全1巻完結です。 メインキャラは、中野梓と、唯の妹・平沢憂、梓の友人・鈴木純、それに新キャラとして、新入生の斉藤菫、奥田直が加わります。 けいおん続編ですが、進学した放課後ティータイムのメンバーは登場しません。 けいおんファンは御存知の通り、憂と純は梓の同級生ですが元々軽音部ではなく、楽器演奏は一年生です。 実質、楽器演奏がある程度できるのがあずにゃんのみというスタートで、ドラえもん的ポジションだった琴吹紬も不在という、結構厳しいスタートとなります。 ただ、新キャラの斉藤菫が特殊キャラで、前作同様に音楽室でお茶会をするまったりけいおん部の伝統が守られる続編でした。 梓、憂、純という、けいおん本編連載時からの人気キャラが主役級に格上げされ、新キャラも、特に菫がいいキャラで、読んでいて楽しかったです。 大学編は新キャラが微妙でしたが、こちらはけいおんの続編として普通に良く、全1巻ではなく長期連載して欲しいと思いました。 大学編は賛否ありますが、こちらは続編としてアニメ化していたら人気出たと思います。 個人的に純ちゃんファンなので、生意気純ちゃんやジト目純ちゃんが見れて大満足でした。 少なからずいるあずにゃんや憂ちゃんのファンも、読んで損はないと思います。 大学編と違い、ラストもキレイに終わります。 でもやはり主人公が3年生スタートというのが痛いところですね。 梓、憂、純のトリオのバンド活動はもう少し長く見ていたかったのですが、そこだけは残念です。
by うにたべたい (581)3.52
17
発刊: 2016.04.27 ~
既刊8巻
新刊通知
aアイドルを志して上京してきた高校一年生・桜衣乃は、 ネズミ荘の住民の売れない(元)子役のロコや ミュージシャンのはゆ、モデルのニナとともに、 新人アイドルユニット「フルーツタルト」を結成! 取り壊しの危機に瀕するネズミ荘を救うため、 芸能界のおちこぼれ達がアイドル活動に七転び八起き!? 『ハナヤマタ』の浜弓場 双が贈るぽんこつアイドル4コマ
坂井和奏は、江の島の土産物屋で父親とともに暮らす高校3年生。ある事情により、声楽科から普通科に転科、普通に大学受験を目指していた。だが、クラスメイトの来夏、紗羽たちと巡り合うことで、一度は諦めた音楽の道に、再びかかわることになるが…。「歌うこと」をきっかけに繋がる3人の女の子の青春ストーリー、第1巻。
P.A.WORKSのオリジナルアニメ・TARI TARIのコミカライズ。 作画は後に"ハッピーシュガーライフ"を描くの鍵空とみやき氏です。 ストーリーは基本的にアニメ準拠ですが、巻数が全2巻と非常に短く、最後まで描かれません。 かなり端折られていて、紗羽の将来に関する両親との確執は描かれず、ヤンとの文通シーンも無し、文化祭まで話が行かないので、最後の校長の見せ場も無く、来夏と教頭が和解して終了となります。 アニメがすごく良かったので読んでみましたが、そういう意味ではちょっと期待から外れた内容でした。 アニメ版では、各キャラで苦しみやもやもやを抱えているけどそれで悩んだり、ケンカしたりして、少しづつ前に進む展開が良かったのですが、マンガ版だと完全に来夏、和奏がメインで、シンプルすぎる内容だったように思います。 絵や構成は良かったのですが、アニメ視聴済みで読むと、もう後、5,6巻分は必要だったんじゃないかなと思いました。 なお、ストーリーはアニメ準拠ですが、和奏や教頭がより性格悪く感じました。 特に教頭は完全に問題教師で、サディスティックに来夏を虐め、陥れる様は悪党以外の何物でもなく、やりすぎ感がありました。 最後は勧善懲悪ということで、失脚して首を切られるか逮捕されるかして欲しいくらいです。 "ハッピーシュガーライフ"を描く片鱗が見え隠れしていましたね。 "ハッピーシュガーライフ"とアニメのTARI TARI両方を知った上だったので、別の意味で楽しめましたが、そうでない場合はだいぶ印象が違って見えるのではと思います。
by うにたべたい (581)クラスメイトの涼月奏に執事として仕えている美少年・近衛スバル。ふとした事故により、俺はスバルの秘密を知ってしまう。華奢な身体。かすかに漂う香り。掌に吸い付く柔らかい感触……って、こいつ女の子だったのか!?MF文庫Jの大人気学園執事ラブコメのコミカライズ第1巻!原作者・あさのハジメによる書きおろし小説「チキチキ!まよチキ!コミック版おまけトークのコーナー」も収録!
3.40
16
発刊: 2019.06.13 ~
完結・全7巻
新刊通知
a高校生活初日に財布を落とした緑は、同じクラスの一条礼に助けてもらう。お礼を言うチャンスをうかがっていたけれど、彼とその友達の3人がなかなか学校に来ない…。噂では3人で問題を起こして停学になったみたいだけど…!? そんななか、緑は学校で禁止されているバイトをしているところを理事長に見つかってしまう!! 停学と特待の取り消しになるところだったけれど、理事長は見逃す交換条件に「彼らを学校に連れ戻してほしい」と提案してきて…? イケメン問題児3人組とのドキドキ・スクールデイズ開幕です!
3.28
16
発刊: 2021.04.14 ~
完結・全7巻
新刊通知
aキラキラでまぶしすぎる笑顔、広い会場で堂々と響き渡る歌声、色とりどりのペンライトの中を駆け抜ける勇姿――推しのアイドルが尊すぎる!!春、高校入学。真中咲子は、アイドルグループ「春色サンシャイン」の千尋ちゃんが大好き。高校では「春シャン」ファンの友達を作って、一緒にライブに行ったりしたい!などと淡い期待を抱いていた。そうして迎えた高校初日。同じクラスで、しかも隣の席に座っていたのは――まさかの咲子の推し・千尋ちゃん!?推しアイドルが隣にいる学校生活なんて…尊すぎて授業どころじゃない!!
3.10
15
発刊: 2007.02.26 ~
完結・全1巻
新刊通知
a元男子校=「獣の園」に通う曜子は、1年女子の憧れの的・総士と付き合い始めたばかり。ある日、ひょんなことから総士の家に遊びに行くことになっちゃって、部屋でふたりっきりに!?初Hは心の準備ができてからと思ってたのに――!!