トーチweb誌上を7年に渡って彩ってきた、不可思議な日常を描く69本の実験的ショートショート。二人が切り開く時空の旅は、漫画表現の実験場だった。なつめとみやび、二人の日常は時間も空間も超えたあらゆる“いつか”に偏在する。多彩な漫画表現を駆動しながら描かれるのは、中学生、パンクロッカー、車の営業、CA、俳優、異世界、忍者、タイムスリップ……マルチバースさながらの多様な世界。笑い、恐怖、感動、切なさが折り重なり飛行していく文学はなぜか爽やか。あらゆる“いつか”を横断していく変幻自在の空飛ぶ文学。7年の歴史の集大成となる、片手サイズの大ボリューム決定版。「昨日の通学路から1万年後のあの子の家まで自在に遊泳する爽快な一冊!」 衿沢世衣子(漫画家)
第一回トーチ漫画賞受賞『牛乳配達DIARY』のINA最新作!買い出しメモ、ヒヤヒヤの通帳記入、義妹の宿題、妻が寝るまで待つ時間、卒業式、バンドで行ったアメリカツアー、妻からの手紙コレクション、事故、深夜徘徊、海、パリ新婚旅行、失くしたピアス、旅の出会い、旅の終わり、告白―――優しく鮮やかな筆致が照らし出す、暮らしの中の、なんてことなくて美しい瞬間の数々。若き著者[二十代・新婚・自営業・パンクス]が描く、現代ニッポンを他者と共に生きる暮らしの記録。
3.63
-10
発刊: 2023.08.31 ~
既刊1巻
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a「金なんざどうだっていい。心意気の話さ。わかるだろ?」ただひたすらに、ひたむきに……桶職人、刀鍛冶、紺屋、畳刺し、左官。伝統の手仕事を圧倒的ディテールと珠玉のドラマとともに描く歴史的傑作。■桶職人覚えときな。木ってのは生きてんだ──木を見つめ木と生きる桶職人の一日。■刀鍛冶自分が打った刀で子どもが殺された。灼熱の鍛冶場ーー多くを語らぬ刀匠の胸中は…■紺屋友禅染が大流行する中、藍染の意匠に悩む一人の職人。先の見えない仕事に心は沈むが…■畳刺し明け渡った吉原が男達の仕事の場。暮れの畳の張り替えに遊女達の冷やかしは付き物で…■左官(一、二、三)土蔵の普請場に奇妙な男が現れる。甚三郎と名乗るこの男、上方から流れてきたようだが…
長崎尚志氏・絶賛!「悔しいが思いつかなかった」正統派劇画家最右翼・森秀樹渾身の新作。描くは中世オリエント世界に巻き起こる嵐――「1258年、モンゴル帝国VSペルシャ+“インド墨家”」!!西暦1258年、ペルシャ高原の小都市ビジャを、蒙古軍の支隊が包囲した――世界の半分を制圧した最強騎兵は総数2万、対するビジャの人口はわずか5千人である。陥落は誰の目にも明らかだった――モンゴル帝国によるペルシャ侵攻、それに抗う小都市国家「ビジャ」を巡る攻城戦……彼らが最後の希望を託す伝説の集団「インド墨家」の正体とは!?
3.35
-30
発刊: 2022.01.28 ~
完結・全1巻
新刊通知
a360度パノラマのVRの臨場感に飲まれてゆく男。マッチングアプリで憂さ晴らしする男。忘却の彼方からトラウマを蘇らせる男。何者かわからないものに日常を蝕まれ続ける女。ゾンビの溢れる街でデリバリーに励む男。積年の恨みつらみが臨界点を突破する街……よくある日常の風景がほころぶとき、その僅かな隙間から怪異と狂気に彩られたアメーバ状の恐怖が侵入する! 令和のホラーコミック界を牽引する蒼き新星の初単行本がついに刊行。
DVクソ野郎を殺して埋めた山中で、運命の相手に巡りあったゴリゴリのギャル・レーナ。しかしそれは、キノコのような、耳のような、人間ではない何か…「耳ュータン人(ミュータント)」だった! 彼と結ばれて耳たぶに身ごもった子供を守るため、レーナは耳ュータン人・耳っちと逃避行を始めるが…!? 大幅な加筆・修正により完成した壮大無比の大長編「耳地獄(((胎教)))」の他、兄の耳の穴に棲みついたアリジゴクと少女を描いた「耳地獄(((帰郷)))」を収録。奇才・黄島点心の濃縮奇想最新刊!
言葉を<獣>の姿で見ることができる共感覚の持ち主・東雲と、詩に強い関心を持つクラスメイト・やっけん。二人はふとしたきっかけから、東雲の持つ“ある目的”の為に協力し合うことに。東雲が<生息地>と呼ぶ場所に獣たちは棲んでいるらしい。言葉の扱われ方によって変化するその場所で、二人は様々な<獣>に出会っていく…。言葉とは何か、詩とは何か。連載開始時から大反響の話題作、待望の第1巻。