夫は大事です。でも、好きな人ができました。結婚××年。家族のために生きてきました。それで幸せ、それが幸せ、と思っていたけれど、最近娘が、もっとキレイなお母さんでいてよ、なんてことを言いだした。母だけじゃ、いけないのでしょうか─。
桜庭鯛子は25歳。ダンサーとして後がない彼女が成功するには、クラシックバレエの最高峰ヴェネチア国際コンクールで入賞すること!?大好きなバレエを続けるために鯛子の挑戦が始まる。熱きダンサーズ・ストーリー、待望の新章スタート!!
思ったこと、感じたことを率直に言うのって、結構勇気がいる。でも、言わなきゃ何も変わっていかない―。そんな、簡単なようで難しいことを“斉藤さん”はいとも容易くやってのける。斉藤さんから目がはなせない。