未完で所有しているもの
魔王を倒した勇者一行の後日譚ファンタジー 魔王を倒した勇者一行の“その後”。魔法使いフリーレンはエルフであり、他の3人と違う部分があります。彼女が“後”の世界で生きること、感じることとは―― 残った者たちが紡ぐ、葬送と祈りとは―― 物語は“冒険の終わり”から始まる。英雄たちの“生き様”を物語る、後日譚(アフター)ファンタジー!
手の甲に円状のコブを持つ不思議な少年ジン。続発する怪事件を背景に、謎の老人がジンのことを探し始めた…。ある日、ジンの前に突然、異形の殺人鬼が出現。それまでの平穏な日常は激変する。人知を超えた殺人鬼の力を前にジンは!? 壮大な物語が、今始まる…!!
宝石やアクセサリーが好きな女子高生ルリが、山へ川へ洞窟へ、鉱物採集の世界に飛び込んでいく。第1巻では、水晶、ガーネット、黄鉄鉱、砂金、蛍石など多数の鉱物が登場します。パニング皿、ハンマー、地形図など、専門的なツールを用いた採集シーンも魅力満載。鉱物学を修めた作者の確かな知見に基づく、本格サイエンスアドベンチャー!
2巻既読。 ガッツリ読み応え抜群。マントルってどんなんなんかなぁ。 宝石やアクセサリーが好きな女子高生・ルリと、鉱物研究をしている院生・荒砥が鉱物を探して発掘していく教養漫画。 作者は鉱物の専門家で解説がわかりやすく、各話後のコラムも面白くてへぇ〜と勉強しながら楽しめます。 学生時代に、歴史の授業で日本は昔「黄金の国ジパング」とヨーロッパで呼ばれていたのを習ったと思います。 実際、日本は世界有数の金の産出国で為替にも利用されて「いた」。 金・銀・ダイヤモンド、ルビー、サファイア、ガーネット。どれも宝石で、日本で見つけられたのは今は昔というイメージだと思います。 けれど本作を通して、実は知られていないだけで日本は未だ「黄金の国」であること、宝石(鉱物)そのものが過去の遺物ではないことが凄くわかります。 鉱物は店頭でしか見かけらないというわけではなくて、身近に探せば見つかる可能性だってある。 そういう点で、鉱物が身近に感じられてロマンもあります。 続きも楽しみな面白い漫画。
by せーふぁ (1046)後宮では賢さこそが美しさ。13世紀、地上最強の大帝国「モンゴル帝国」の捕虜となり、後宮に仕えることになった女・ファーティマは、当時世界最高レベルの医療技術や科学知識を誇るイランの出身。その知識と知恵を持ち、自分の才能を発揮できる世界を求めていたファーティマは、第2代皇帝・オゴタイの第6夫人でモンゴル帝国に複雑な思いを抱く女・ドレゲネと出会い、そして……!? 大帝国を揺るがす女ふたりのモンゴル後宮譚!