松本大洋

月刊IKKIと江上編集長やん

美しかった

熱戦の連続。短い巻数で駆け抜けていく疾走感がたまらない。
不朽の名作。

「死生観」がテーマなのかな。えらく抽象的だけど、そもそも死ってそんなもんか。

ここ2,3年で読んでて気持ちが最高に昂った3作の内の1つ。全部好き。

売れっ子漫画家、売れてない漫画家の悲哀や葛藤がリアリティを持って描かれてる。正直、どこまでリアルかは自分は分からない。ただ惹きつけられる。感情がひしひしと伝わる。
長作さんカッケー。

主人公が卓球で強くなっていく王道スポーツ漫画、かと思ったらそうでもない。
心を閉ざしてしまった卓球の天才である親友を救うために、主人公は強くなる。強くなることは主人公の目的ではない。親友が泣いているから助けにいく、ヒーローの話。

久しぶりに再読したので記録
一生好き。最高。

初めて松本大洋の作品を読んだ。物語も絵もキレイだった。