藤田和日郎

怨敵、白面の者を倒すための長期連載、33巻
小さなエピソードの積み重ねが終盤の展開に全て活きてくる素晴らしい構成。アツすぎて読む度に泣いてしまう。

主人公、うしおは少年マンガらしく明るく正しく真っ直ぐ性格で、作中ではそんな彼に感化されて変わっていく人や妖怪達が描写されたけれど、
それに対しての強烈なカウンターとして存在したのが秋葉流である。
自らの後暗さ故に真っ直ぐなうしおから目を背けざるを得ず離反を選ぶ彼のエピソードを描けるのが藤田先生の恐ろしいところであり、才覚の所以であると思う。

迫力のある筆致にビシビシと伝わる感情、大傑作

藤田和日郎先生の短期連載の中でも群を抜いて完成度が高いのがこの作品。この人の台詞回しは本当に素晴らしい。終盤で主人公が敵に向かって放つ台詞は鳥肌ものです。

最高の主人公と相棒を描いた漫画です。うしおととらが様々な困難を乗り越え、次第に深まっていく絆。信頼。そして読む者に恐怖を与える恐ろしいバケモノたち。まさしく魂が込められた作品です。うしおや周りのキャラクターの成長を見て、こんな人になりたい。そう思わせる物語です。

ドラゴンボールという例外中の例外を除けば1番好きな漫画であり、私の人生観を形成した漫画です。信念のため、大切な誰かの為、自分自身を取り戻す為…様々な理由でその命を燃やしていくキャラクターたち。そこに『命の美しさ』を感じずにはいられません。まだ未読の方がいらっしゃれば本当に羨ましいです。

ここから全てを学びました。
絵が…と言う人も多いかもだけど、ならジョジョ見てみ？絵が…って感じだけどなにも学ぶことはないよね？こっちは学びしかない。
いあから読め。

からくりサーカスの方が好き。

あんまハマらんかった

完成度高いし熱い。絵があまり好みじゃなかったけどそれでも面白い

人の描き方がほんとにすごい。名作

良い話です