マンガ好きが選ぶ読書記録サービス
藤田和日郎
3.93
3982
発刊:2015.07.23 〜
完結・全2巻
ロンドン警視庁の犯罪資料館「黒博物館」に展示された“かち合い弾”と呼ばれる謎の銃弾。ある日、それを見せてほしいという老人が訪れたとき、黒衣の学芸員は知ることになる。超有名な「お嬢様」と、「もうひとり」が歴史的大事件の裏で繰り広げた、不思議な冒険と戦いを…!
98件の評価
山形
3.5
藤田和日郎といえば、バディ物だよやっぱりでもバトルよりもナイチンゲールの奮闘とか人柄とか成長とかに重きを置いて物語進めていく感じで、バトルはちょっとしたスパイスみたいな感じ。デオンとグレイのバトルシーンはお気に入りで雪が降ってる中での剣戟は迫力があったグレイが物語を語る語り手になってる構造もいいと思う
うっちゃん
3.6
婦長超すこ
せーふぁ
5.0
『うしおととら』、『からくりサーカス』などなどの作品で有名な藤田和日郎先生の短編。本作は「黒博物館シリーズ」として、前作に『黒博物館 スプリンガルド 』があります。本作は、主人公があのナイチンゲール。史実をベースにした伝記モノですが、もちろんただの伝記モノではないのが藤田先生のすごい所。圧倒的な画力、史実ながら架空の物語のようなエンタテイメント風に仕上がった本作は、読み終わるとナイチンゲールをもっと知りたくなることうけあいでしょう。ちなみに、装丁が凝っていて手元に置きたくなるのでぜひ紙媒体で。
藤田和日郎「黒博物館 ゴースト アンド レディ」劇団四季により舞台化、2024年5月に上演
漫画を探す
話題のニュース