佐原 ミズ(さはら ミズ、12月25日-)は、日本の女性漫画家・イラストレーター。神奈川県出身。血液型A型。2004年にほしのこえでデビューしたと紹介されているが、本名義での商業誌デビューは2002年の月刊アフタヌーンである。別名義として、夢花李、佐原恵太がある。
『マイガール』の佐原ミズ最新作! かつて夢をなくした少年と少女。 光と影は再び出会い 今までと違う“明日”を紡いでいく――
長峰(ながみね)ミカコと寺尾(てらお)ノボルは同じ高校を目指す中学3年生。受験を控えたその夏、ミカコはふいに国連宇宙軍に選抜され宇宙に行く事を、ノボルに告げる。ミカコの最終的な目的地は太陽系外縁部。宇宙と地上で連絡をとりあうふたり。しかし、人類が初めて体験する距離は、ふたりの時間や心を、決定的に隔ててゆく……。アニメーション『ほしのこえ』をコミカライズ!
『君の名は』で世界に名を轟かせた新海誠監督の初期原作アニメ『ほしのこえ』を、佐原ミズ先生がコミカライズ。 先生の絵は非常に繊細で切なく、とても美しいです。初めて観た時は驚きました。しかもデビュー作です。 『秒速5センチメートル』など切ない物語で有名な監督作品との絵とストーリーが絶妙にマッチしており、これ以上相応しいマンガ家さんはいないのではないでしょうか。 新海アニメの中で『ほしのこえ』が最も好きですが、その魅力が存分に引き出されています。またこの作品はいくつかノベライズもされていて、それぞれに少し異なるストーリーにも惹きつけられます。/ 2019 ------ 久しぶりに読み返しましたが、いま観ても素晴らしい作品です。☆4.6→☆5.0 / 2023.6
by シン (1394)平々凡々とした毎日を送る青年・笠間正宗のもとに、恋人の訃報と一緒にやって来たのは、コハルと名乗る幼い女の子。少女は、亡き恋人の陽子が残していった5歳になる彼の娘だった。ずっと自分に娘がいると知らないでいた正宗は事実に戸惑う。しかし母親が好きだった正宗といたいと願うコハルの純粋な気持ちに触れ、一緒に暮らすことを決意する。そして、大切な人を失った親子の、昨日と違った小さな新生活は始まる――。
樋山那智、ソフトボールに汗を流し、日焼けに憧れる平凡な中学生。彼女は同級生の宇津見君が抱える重大な秘密を知ってしまう。それは彼に「しっぽが生えている」ということ。「みんなと違う」ことに戸惑い傷つきながらも、ふたりが心を通わせあう、10年間の物語――。
ブタのような尻尾がオシリに生えた不思議な体の男の子と、そんな彼に恋した女の子の10年を巡るラブストーリー。 出だしでハッピーエンドが待ってることは分かるのですが、それを知っててもそこまでの過程にドキドキしてしまう。 尻尾ということで、ちょっとファンタジー味のある設定に見えますが、特別な体を持って生まれたことでまわりから偏見の目で見られたり差別される、という実際の世の中においても形は違えど存在する、同質の苦しみや悩みを題材にしています。 たしかに重ための内容ではありますが、絶妙なコメディタッチと佐原ミズ先生の流石の美しい絵柄に手を引かれ、読み味は苦しいものではありません。 思春期から大人への階段を上っていく登場人物たちの繊細な心の揺れ動きを感じれる良作です。
by tomoki (80)「要らないと思っていた私の世界は、美しくおだやかだ…」 不細工で変わり者の美和と完璧な美少女・実和。同じ名前で容姿も性格も正反対――。 “もうひとりの自分”に出会った時、少女たちは本当の自分を知る…。(「私と私」前後編)他、 自転車のサドル泥棒と出会った女子高生の切なすぎる秘密を描いた「箱庭の虜」などを収録。 儚く切ない傑作短篇集。
せーふぁ
renana82せーふぁ
renana82