古(いにしえ)のシュメールの地へ再び君を、この瞳に宿すために───伝説の王・ギルガメシュと、現代の高校生・シン。2人の少年が出会ったとき、運命が動き出す───!!氷栗版「ギルガメシュ叙事詩」、ここに開幕!高校の研修旅行で、パリのルーヴル美術館にやってきたシンと幼馴染みの玲音奈。「我が名は──イシュタル」その声を聞いた途端、玲音奈は遺跡の前で忽然と姿を消してしまう。玲音奈を捜すシンの前に現れたのは、エンキドゥという亡霊であった。玲音奈の元に連れていく代わりに、彼が出した条件は、彼の魂を取り込むこと、そして、彼の親友・ギルガメシュ王を守ること。消えた玲音奈を追って、シンがたどり着いた先は──…?時空を超えて、今、新たな冒険が始まる──!
神話やワーグナーの音楽を愛し、永遠の美を求めた美貌のバイエルン王・ルートヴィヒ二世。女性を忌み嫌い近侍の美青年を愛した実在の歴史人物の、その終焉の姿までを描いた作品。──戦争を嫌い夢見がちだった若き王は、同盟国であるオーストリア帝国と隣国プロイセンとの戦争に巻き込まれ、莫大な負債を負うことになり…。白鳥城の名で知られるノイシュバンシュタイン城や華麗なる宮殿リンダーホフ城など壮大で有名な建築物等の数々を残しながら、悲劇の狂王として人生の幕を閉じたルートヴィヒ二世と近侍の青年との恋を主軸に描いた本作品をお楽しみください。