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作品数:31
全1,534件
ジョニー・ホウテン
4.4
本作について、驚くべきことはいくつかあるが一つは、15歳という、不完全な自我が精神と世界を舞台に縦横無尽に暴れ回る時期の心理描写を見事に描いている点である。私がこのことを見事とは言えても正確とは言えないのは、残念ながら私にはその頃自分が世界に対してどう考えていたかということについて明確な記憶がないからである。だから、この人はなぜこの頃を知っているのだろうという感心が自然と湧き上がってくる、そんな作品である。一方で、「15歳」のアサと対をなす大人たち、植生と実里の断絶した関係が全11巻を通してじんわりと溶けていく様はピースが一つ一つ完成に向けてはまっていくジグソーパズルや、レンガを一つ一つ積み重ねていくタワーに重なる。これは、11巻という決して長くはないページ数の中で、少ない主題に重きを置くことで成立している。生きている植生は、アサに対しての姉への言及の仕方や姉への想いの変化が描かれ、死んでいる実里は、日記や人々の実里の記憶の解釈の変化がそれを可能にさせている。
違国日記
レビュー(399)件
完結・全11巻
ねこぴ
1.0
ふつうに読みにくい。バラバラにする意図がよく分からない。 2人がどうして惹かれあったのかもよく分からなかった。
スニップ, スネイル&ドッグテイル
レビュー(25)件
既刊1巻
マ
素晴らしすぎる。違国日記のモノローグが大好き。朝と槙生の関係の決着も最高に良かった。違国日記を全人類が読めば争いが少しでも減るだろうにな…
か
3.5
救われる人が必ずいるはず
ひばりの朝
レビュー(69)件
完結・全2巻
かぴ
4.3
最終巻は電車の中で涙が溢れるのを堪えながら読みました。何度でも読みたい大切な作品。
KamakuraSeijin
5.0
あなたのマンガと言っていいくらい、近くで寄り添ってくれるマンガ。境遇に関わらず、実感に関わらず、誰もがきっと感じたことがある不安。自分の足元のおぼつかなさ、武器のなさ。友人との毎日は楽しいし、たまにモメる。そんな当たり前の毎日を当たり前に送る中で、垣間見えるそれぞれの不安。だけでなく指標や指針。大人も繊細で不安と生きているを体現する主人公と、不安を乗り越えなければとリアルタイムで悩む主人公。比喩でなく内面にめちゃめちゃ向き合うストーリーなのに説教臭くないのは、この2つの視点のバランスの良さと納得感故だと思う。読者の悩みへの救いがあるわけでも、何かを教えてくれる訳でもないけど、自分の悩みを見てみるきっかけにも、遠ざけられるきっかけにもなりそうなマンガ。ずっと追ってきたが、その甲斐のあるマンガだった。ラストも良かったな。
iori
3.7
やさしい作品
はんちゃん
ヤマシタトモコのセリフ回しが好きだけど、時々自分とは違う意見も出てくるからそこが面白い。実写映画楽しみ。ガッキーぽくないけどどうなるかな。
n
3.6
ストーリー◎セリフ◎
運命の女の子
レビュー(67)件
完結・全1巻
4.0
絵◯ストーリー◎設定◎
花井沢町公民館便り
レビュー(62)件
完結・全3巻
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