福本 伸行(ふくもと のぶゆき、1958年12月10日 - )は、日本の漫画家・漫画原作者。神奈川県横須賀市出身。右利き。既婚。かざま鋭二のアシスタントを経て、1980年『月刊少年チャンピオン』(秋田書店)連載の『よろしく純情大将』でデビュー。主な作品に『賭博黙示録カイジ』、『アカギ 〜闇に降り立った天才〜』、『銀と金』、『天 天和通りの快男児』などがある。1998年に『賭博黙示録カイジ』で第22回講談社漫画賞受賞。
「限定ジャンケン」「電流鉄骨渡り」「Eカード」――。前代未聞の方法でくりひろげられる人間総力戦、修羅場勝負の数々。これがギャンブルだ! おまえたちは、負け続けてきたから、貧窮し、ウジウジと、人生の底辺を、這って這って這って、這っているのだ……!限定ジャンケン……!限定と聞いて、すぐ、ある予感が走った。この勝負、運否天賦じゃない。おそらくは愚図が堕ちていく。勝つのは、智略走り、他人出し抜ける者……!
ギャンブル漫画の金字塔「カイジ」新シリーズ刊行開始!黙示録から破戒録へ。 気が付けばオレは地の獄。どこかわからぬ地中の底の底、亡者巣喰う強制労働施設にいた……! 世の中は利用する側とされる側……その2種類しかいないのだ……!問題はその当たり前にいつ気が付くかだ……
裏カジノでのパチンコ大決戦に勝利したカイジだが、手元には金がほとんど残らず、大決戦で手を組んだ坂崎の家に居候していた。ここも居づらくなってきたとき、地下の強制労働施設から救ってやった二人が訪ねてきた。彼らは今、ある裏カジノで働いているが、そこの社長のイカサマ賭博に付き合わされ、スッテンテンになってしまった。カイジにその仇討ちをしてほしいというのだ。
帝愛グループ会長・兵藤和尊の命で、債務者たちによる「死のゲーム」の企画を任された幹部・利根川幸雄!! 早速、企画会議を開く利根川を待っていたのは、受難‥!! 煩悶‥!! そして絶望‥!! 会長と黒服の間で苦悩する利根川を描く、悪魔的スピンオフ、始動・・・・!!
ククク・・・狂気の沙汰ほど面白い・・・!麻雀漫画「天」に敵として味方として登場し、主役を喰うほどの絶大な人気を誇った福本作品最大のヒーロー・赤木しげるの若かりし頃を描いた作品。麻雀を知らない人が読んでも勝負漫画として楽しめてしまう濃厚な心理戦、運に依らない純然たる「理」の闘牌、人間の本質を暴きだす激ヤバな福本節の数々、欲望と保身から最も遠い世界を往く狂人・アカギの圧倒的カリスマ性等々、語りつくせぬ中毒性!駆け巡る脳内物質っ・・・!
平井銀二・通称“銀王”は、金がすべての裏社会の仕切り屋。だが金脈を求めてビジネス社会の暗部に巣喰う黒い人脈とは一味違う人生哲学の持ち主。野望に踊り、欲望に踊らされる黒い紳士たちの姿を描いたベストセラー!!
顔に無数の傷をもつ男――天。見かけの豪放さとは違い彼の打つマージャンは繊細で思慮深い。権謀術数の卓上に彼の不敵な微笑が浮かぶ。ある日、なじみの雀荘のピンチを聞きつけた天はその店へとおもむく。しかしそこにいたのは、まだあどけなさの残る若者ひろゆきであった。