咲坂伊緒

読んだはずだけど…

青春…

なんかパターン一緒だったな

ため息出ちゃう

高校1、2年が何浸ってんだよ
という目で見てしまう汚れてしなった
が、それとは別にドキドキした

女子高生の頃、蓮くん派？安藤くん派？って友達と盛り上がったなあ〜。

さすがにこの話は幼いからアラサーになったら読むのしんどいだろうと思って読み始めたら、、まんまとハマってしまった。この作者さん、本当に心理描写が上手い。今こうやって感情が動いたんだなっていうのがわかって、続きがすごく気になる。

昔読んだ時は絶対安藤くん派！と思ってたけど、今読むと蓮くんの方が落ち着いてていいな꒰(๑´•.̫ • `๑)꒱
実際、仁菜子タイプの子が自分の彼氏の近くにいたら絶対良い気しないと思うけどまゆかちゃんが大人の対応でよかった...。

「陽希がなんもしてないって思われるのもいやじゃん。」と言える美斗士くんも十分いい奴。感情とか自分とか、言葉とか。目に見えない、けれど大切なものを丁寧に掬い取る咲坂さんの漫画好きです。アオハライドの洸なんかもそうだったけど、名前にひとつ物語を仕込むのもときめきポイントだったりする。元カレと同じ名前ってだけで反応してしまったり、自分と同じ漢字が入る人に無条件に好感を抱いたり。感覚的なものかもしれないけど、そこに物語性を持たせるってロマンチックだと思う。２巻買います！

ストロボとアオハライドの登場人物は、不器用ながらもまっすぐでまぶしかった。今作のキャラクターは、相手の感情や周りの状況を器用に読んでしまう賢さとやさしさを持っている。彼らが自分を大切にすることを知っていくお話だと思った。いじわるな恋敵のようなテッパンの代わりに、高校生にはどうしようもない「家庭」や「夢」が障害となってる。でもだからこそ、誰かに何かを伝えるための頑張りではなく、自分自身を変えるための頑張りが際立っていて綺麗だった。由奈ちゃんが気持ちを言葉にするのが上手で、というより彼女の言葉が好きでした。

また一気読みしちゃった。
狭いコミュニティの中で想って想われて、ふってふられて、、が続く感じ。
理央くんもカズくんもあまりタイプじゃなかったけど、ゆなちゃんとあかりちゃんの性格が真っ直ぐで好きになった。
ゆなちゃんがどんどん可愛くなっていくの良かったな。

友だちがこの本を好きだった。