思い、思われ、ふり、ふられ

咲坂伊緒

3.53

13831

発刊:2015.10.13 〜

完結・全12巻

『思い、思われ、ふり、ふられ(1)』巻の書影
『思い、思われ、ふり、ふられ(2)』巻の書影
『思い、思われ、ふり、ふられ(3)』巻の書影
『思い、思われ、ふり、ふられ(4)』巻の書影
『思い、思われ、ふり、ふられ(5)』巻の書影
『思い、思われ、ふり、ふられ(6)』巻の書影
『思い、思われ、ふり、ふられ(7)』巻の書影
『思い、思われ、ふり、ふられ(8)』巻の書影
『思い、思われ、ふり、ふられ(9)』巻の書影
『思い、思われ、ふり、ふられ(10)』巻の書影
『思い、思われ、ふり、ふられ(11)』巻の書影
『思い、思われ、ふり、ふられ(12)』巻の書影
ゆるるさん、他2人が読んでいます

あらすじストーリー紹介

夢みがちな由奈と、現実的に恋する朱里。正反対のふたりだけど、友達になりました。モテる理央と、天然な和臣のふたりの男子も加わり、きらめく青春と本音をぶつけあう恋がスタートします!

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この漫画のレビュー

一覧
5.0
4.0
3.0
2.0
1.0
3.53

248件の評価

3.8

12巻まで読みました

咲坂伊緒さんの青春三部作の3作目。
三部作と呼んでいますが、3作にストーリー上のつながりはなく、時系列や、他作品のキャラクターが実は親戚関係で、ということもない、まったく独立した作品です。
そのため、どの作品から読んでも問題ないです。
ちなみに青春三部作という呼び方もオフィシャルなんだかよくわからなくて、次の作品も高校生同士のアオハルだったら、ころっと四部作ということになっているかもですね。

他の2作同様、高校生同士の恋愛ドラマで、特に突飛な設定や壮大なバックボーン等はない普通の少年少女たちが、自分の感情をひた隠して誤解してすれ違って、遠回りして近づいて離れて、そうして最後に自分の本当に気持ちに気づく物語です。
なお、本作のヒロインは2人です。
恋愛の考え方が異なる、価値観の違う2人の女の子がそれぞれ悩んで恋をする展開となっています。

消極的で自分に自身が持てず、おとなしく人の目を見て話せない女の子「市原 由奈」。
マンガが好きで、いつか少女マンガに出てくるような王子様が現れることを夢見ています。
そんな彼女の前に、子供の頃、絵本で見た王子様そっくりな男の子が現れて、犬のウンコを踏みそうになった由奈を注意してくれます。
もうひとりの主人公「山本 朱里」は、急ぎの用で出かけるところ家に財布を忘れ、駅で困っていたところ、偶然通りかかった見ず知らずの女の子(由奈)に声をかけて、事情を説明してお金を貸してくれないかと頼みます。
後日、落ち合って由奈にお金を返した朱里は、その帰り道で、由奈と朱里が偶然同じマンションに住んでいること、同じ高校に進学することを知ります。
そのまま朱里は、由奈の部屋に遊びに来くるのですが、その時に由奈の幼馴染で同じマンションに住んでいる「乾 和臣」が現れ、まさに少女マンガのようなシチュエーションに朱里は盛り上がるのですが、由奈はそんな関係ではないと否定します。
そこで2人の恋愛に対する考え方が決定的に違うことを知り、2人はお互いの考えに戸惑いを覚える。
その後、由奈が出会った王子様が朱里の双子の弟「山本 理央」であること、さらに、1巻ラストで、理央に衝撃的な秘密があることが明かされます。

咲坂伊緒さんの作品は"ストロボ・エッジ"、"アオハライド"と本作しか読んだことがないですが、本作は他の2作に比べ、シチュエーションが特殊と感じます。
想いがあるけど、"伝えることができない"、怖くて"できない"、恥ずかしくて"できない"、ではなく、本当に気持ちを抑えるしかないような、小説のような特殊な状況で苦しむ2人が描かれていて、これまでの作品とは少しテーマが違うと感じました。
また、学校ともう一つ、4人が住むマンションがメインの舞台になっていて、4人それぞれの両親の気持ち、家庭環境へ話が及びます。
特に終盤は、マンション内の噂好きのおばちゃんが現れたり、将来の仕事の話になったり、4人の恋愛ドラマとは違う方向に話が行くので、他の2作とはちょっと毛色の違う作品と思った方が良いと思います。
おもしろかったですが、個人的には序盤の、タイトル通り、思ったり思われたり、ふったりふられたりの展開が切なさを感じて好みですね。

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