小学校の先生をしている綾乃は、久しぶりに立ち寄った行きつけのバーで、朱里に声をかけられる。二人は初対面ながら意気投合し、そのまま朱里の部屋へ。キスをしてまた会うことを約束する。しかし数日後、朱里のバーに現れた綾乃は「夫」を連れてきて……!? 初めての気持ちに戸惑う綾乃と、そんな綾乃に振り回されながらも惹かれる心を止められない朱里。30代半ばになってもまだ全然おとなじゃない。胸騒ぎが止まらない、少しビターな大人百合、開幕!
52歳の盛本芳春は、入社以来、30年間わき目もふらず仕事に励み、現在は銀行支店長の座にいる。会社人間で、本社への復帰を夢見ていたが、ある日系列会社への出向を打診され、呆然。自分の人生に疑問を感じて、ヤケ気味にスイス・マッターホルンへの旅行を決意。そこで優雅で上品な妙齢の日本人女性、誠子と知り合う。ホテルのレストランで食事の後、部屋で飲み直すことになるが、連絡先も本名も知らないまま、気まずく別れるはめに。彼女への恋心を抑えきれず、苦悩の日々を過ごしていたある日、意外な場所で再会を果たす。ふたりの恋心は一気に燃え上がるが、そこには障害も少なくなかった。
3.13
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発刊: 2019.06.26 ~
既刊2巻
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aキラキラSNS女子の壮絶格付けバトル!もっと見て! 私はみんなとは違うの! 憧れのトップフォトスタグラマー、misakiみたいになるんだから…! 広告代理店勤務の25歳OL、サヤ。素敵な恋人、ロマンチックなプロポーズ。幸せで、オシャレで可愛い私の毎日、最高にフォトスタ映えじゃない? 意識高く仕事でも成功しちゃうし、モデルに社長、選ばれたセレブと仲良くなって、港区女子カーストのトップでキラキラしなきゃ! パーティの写真は女子会風におじさまはトリミング。 憧れのハイブランドジュエリーはパパ活でGET! デパ地下デリをオシャレにテーブルコーデして手料理アピール。旬を逃して堕ちていった若作りセンパイとか、茶色い手作り弁当をアピールするダサいハケン女みたいには、絶対になりたくない。だって私は、この世界が似合う特別な女の子なんだから…。 SNS映えのために裏切りと嘘を重ねる、偽装キラキラ女子の闇を描いた話題作「ゴミ屋敷とトイプードルと私」。裏アカ炎上、枕営業、ネットストーカー…歪んだ承認欲求が暴走する、SNSマウンティング女子の生態をドラマティックに描くジェットコースターストーリー「#港区会デビュー」編!
代々お国のためスパイ家業を営むノルマン家の三男ミシェル。 そして代々ノルマンに仕えていたルノ一族のココ。実はルノ一族はノルマン家の影の掃除屋として暗躍する裏の顔があった。 二人が結婚し、はれて夫婦となるが、ミシェルはココを家政婦のように接する。 はじめは、うわべだけの結婚だったのに段々とココに惹かれていくミシェルだが、ココの正体には気づいていなくて――。
心惹かれたもの、それは不倫相手の娘。生ずる背徳感と、想起する青春。禁断の官能ラブ・ストーリー!!中堅食品メーカーの営業部に勤める既婚のサラリーマン・天城越佑馬。彼はある日、大嫌いだった上司・矢切穂乃花と不倫関係を持ってしまう。そして無垢な美少女・蒼との出会い&交流が佑馬の胸中に“背徳感”と“甘酸っぱいトキメキ”を生じさせていく!会社員×上司(母)×JK(娘)現実の愛と理想の恋が交錯する、男女の性(さが)──
専業主婦の水澤まりは夫の竜也、息子の海と3人暮らし。平穏に幸せな毎日を送っていた。しかし、ある時から竜也の帰りが遅くなる日が続くように……。「寂しいけど仕事だから仕方ない!」と自分に言い聞かせるまりだったが、モヤモヤは募っていく一方。ある日、意を決して竜也のスマホを覗き見ると、キャバ嬢からの大量のメッセージが! 驚きながらも「ただの営業メール」だと安心していると、あるメッセージが目に入って。『嫁を愛してないなら離婚してよ』『彼女になれてうれしい』……って何、この内容!? 息をのみ、画面をスクロールするとメッセージに『今日、まりの家行った!』って……この浮気相手って、もしかして私の友達――!?旦那に浮気されたからってタダでは起きない! 290万人を熱狂の渦に巻き込んだ、本当にあった浮気男へのフクシュウ劇をコミカライズ!!
専業主婦の透子はある日、夫の渉が不倫していることを知ってしまう。どうしようもない渇きを癒やすため、縋ったのは女性用風俗で買った青年・祥示だった。祥示との関係に溺れていく透子だったが、夢のような時間はそう長くは続かず──。気鋭の劇作家・山田佳奈と、感情描写の名手・志水アキの初タッグ!
田舎町のスーパーで働く「深愛(みあ)」は、パート先の店長と不倫関係にあった。何のとりえもない自分に優しくしてくれる店長が大好きな深愛。しかし突然、別れを告げられる。理由は妻の鬱。家族の為に使う時間が必要で関係を続けられないという店長の言葉は耳に入らず、深愛が導き出した答えは、「私はやっぱり、店長と幸せになりたい」。その想いが一つの家庭を泥濘へと引きずり込む――。