【同タイトルの単行本版です。】「お願い、そんなにやさしくしないで」愛おしむような口づけも、大切に可愛がるようなゆっくりした腰使いも。彼がしてくれることのすべてが、私の心をひどく甘く、そして苦しいほど痛めつける――。幼なじみの史貴(ふみたか)を守るため、極道の愛人として悲愴な人生を生きる紅(あかね)。おぞましい組長に穢され、彼の命令で政治家たちをベッドの上で接待し、日々死にたいと願いながらも、生き別れた史貴の無事を想えば心が慰められていた。ところがある日、ずっと想いつづけてきた史貴が紅をとうとう取り戻しにきて……。運命に引き裂かれていたふたりは、互いのからだを貪りながら淫らな情愛に満ちたひとときの逢瀬をかわす――。
【この作品は同タイトルの単行本版です】「俺のものになってよ菫先生」教え子だった祐樹くん。病弱でやさしい子なイメージがあったのに、再会したら逞しいガテン男子になっていてビックリ!! 元カレからストーカーされていた私を助けてくれて、すごく男らしい…。でも、昔から私のこと好きだったっていって、私にアプローチをしてくるときは年下らしく照れたりするところも、見た目とのギャップがすごく可愛い。太い指先で私を弄ったり、好きだってやさしく囁いたり、こんなに純真でからだは筋肉すごいなんて、好きにならないなんて無理!! 彼のことが好きになった私は、お風呂場で逞しい筋肉に触れながら、彼の大きなアソコに手を伸ばして…!?
【この作品は同タイトルの単行本版です】「赤い稲妻フランク・プレスリーここに見参ッ!!」キャデラックをタクシーに乗りまわすフランク・プレスリーは、免許無し、営業資格なし、信号も車線も速度制限もすべて無視、だが決して事故は起こさずロケットよりも早く目的地に到着するという伝説の存在ッッ!!目的地に急ぐ客ならどんな事情を抱えていても乗せちまう。だけど舐めてもらっちゃ困る。ヘタに触れば感電しちまう危険な存在だぜ。超スピードでかっ飛ばし、超テクニックで街を踊り回る天才タクシードライバー。今日もどこかで困った人を乗せて、フランク・プレスリーは相棒のキャデラックとともに世界を疾走中だ!!描き下ろし番外編に「博士と僕」を含む単行本版!