189
発刊: 2009.10.26 ~
既刊12巻
新刊通知
a心癒される街の「アオバ自転車店」に行けば、カラカラと回る自転車のタイヤとスポークが、まさに風車のように優しい風を送ってくれる事でしょう。心の清涼飲料水コミック
188
発刊: 2009.03.09 ~
既刊2巻
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a三流大学卒業後、入社1年目でお客様からのクレーム対応の部署に配属された主人公、桐谷純。仕事のストレスがたまる中、自分を罵倒してきた上司を殴り、会社をクビになってしまう。そこに現れた謎の男、宇郷聡明。T・I・Eサービスという会社に純をスカウトするが、そこでの仕事は他人の恨みを一手に請け負う「恨まれ屋」だった――!!
三流大学を卒業して、必死で就職した製麺会社でクレーム処係に配属された「桐谷純」は、重度のストレスに悩まされながらも、日々クレーマーの対応に追われていた。 ある日、会社が有名ラーメン店とのコラボを企画するも、ラーメン店の店主を怒らせてしまい、その対応としてお客様相談室のメンバーに声がかかる。 店主と打解けることに成功し、企画に快諾することを取り付けた桐谷は、企画部長にその話をするも、既に企画は別のラーメン店と取り付けたという信じられない答えが返ってきた。 逆上し、つい部長を殴ってしまった桐谷は、彼を見ていたという「宇郷」という男からスカウトをされる。 その会社は、人の恨みを肩代わりするサービス 業 "恨まれ屋"だった、というストーリーです。 被害者家族から恨まれる犯罪者からの相談や、逆恨みのストーカーに悩まされる女性、不備よりクレームを受ける企業など、恨みの形は様々ですが、それらの恨みの矛先を変えて、全て引き受けるという凄い会社が舞台。 仕事内容的に平謝りの連続になり読むだけで胃が痛くなりそうな展開になるかと思いきや、恨まれ屋の社員たちはスーパーマンだらけなので安心して読めます。 長編になることは少なく、ほぼ全ての話が2話完結で、勧善懲悪でいい話で終わるパターンが多く、人の恨みがテーマですが後味は良いです。 作中の恨まれ屋の社員は超個性的で、他人の声を自由に出せたり、どんな情報も引き出せたり、人を怒らせることを得意としたり、ちょっとマネができないので、本作を日々のクレーム対応業務の参考にはできないと思います。 「巳神」という社員が桐谷の教育係につくのですが、恨みを持つ相手と真っ向から向き合おうとする桐谷と巳神は、作中幾度か対立します。 終盤に巳神は会社から去るのですが、彼のやり方をどこか受け入れている桐谷は、巳神の戻る場所を守り続けます。 ラストは割と急に終わりますが、最後はハッピーエンドで終わったように思います。 面白かったし、とても好きな作品です。
by うにたべたい (525)3.08
185
発刊: 2011.12.28 ~
既刊1巻
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a内藤氏の読み切りは勿論、Boichi氏、水上悟志氏、石黒正数氏などこの作品に魅せられた一流作家が集結した、究極のアンソロジーコミックス!
漫画家・内藤泰弘(その他の作品:『血界戦線』『S.Flight』『サムライスピリッツ』)の傑作SFアクション漫画『TRIGUN』シリーズの公式アンソロジーコミック。 内藤泰弘先生の読切作品『劇場版TRIGUN〜Badlands Rumble〜番外編 ドドンゴ兄弟ハニーカムドビレッジの決闘』前後編が掲載されており、Boichi先生、水上悟志先生、Ark Performance先生方、高内優向先生、竹山祐右先生、相模映先生が作品を寄稿。 その他、荒川弘、虚淵玄、高河ゆん、武内崇、寺田克也、奈須きのこ、日本橋ヨヲコ、藤島康介、森山大輔、和月伸宏(いずれも敬称略)等、豪華著名人の劇場版応援コメント&イラストが見れる貴重な一冊となっています。 カバー裏は相変わらず気の抜けたぶっ飛び絵ですし、『TRIGUN』シリーズファンの方なら満足いただけること間違いなし。 個人的にはArk Performance先生の『les enfants(レ ゾンフォン)』(childrenのフランス語)がお気に入りです。『TRIGUN MAXIMUM』以降のストーリーを、特徴的な絵本的デフォルメを施した絵柄とおとぎ話風な語り口調に変換して展開。後半で実は子どもに本を読み聞かせていたとわかりますが、それを読む人物が誰なのかは……本書を読んでのお楽しみ。
by オレンジ (4)