凄腕で鳴らす商社マン・神田太陽。成功するも失敗するも自己責任、というポリシーのもと、容赦なく弱者を切り捨てる手腕で出世街道を駆け上がってきた彼はある日、謀略に巻き込まれ失脚する。すべてを失った彼を拾ったのは、女性だけのゲーム会社を経営する若き社長・月島英理子。だが、この会社、実はアダルトゲーム、いわゆる「エロゲ」を専門に作っている会社だったのだ…!! 詐欺師まがいのフリープロデューサー、社員を酷使するブラックなライバル会社、突如雲隠れする無責任な脚本家…… 何もかもがいい加減なゲーム業界の最底辺で、互いの欠点を補いあい、“奇跡”を起こしながらトラブルを乗り越えてゆく英理子。太陽は彼女と過ごすうちに、働くことの意味、仲間であることの意味を再確認し、新しい自分へと生まれ変わってゆく…!!
3.00
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発刊: 2016.09.12 ~
既刊3巻
新刊通知
a眼福×満腹! 良店発“見”グルメ漫画!! 新米編集、満留みつめ。人気 食ブログの担当を引き継いだ直後、 食の精が見える"グル眼"が開眼!? 食の精達の解説を頼りに完食完食、また完食! お腹も幸福、仕事も順調、その分プライベートは so badな「みつめ」の恍惚グルメ道!! SNSで大人気の食ライター・ツレヅレハナコ氏が全面協力!! "グル眼"なくしては見つけられない実在の隠れた名店が次々登場! 単行本片手の巡礼が非常にオススメ! ハナコ氏のコラムやお店情報もたっぷり収録しているので、 漫画としてもグルメガイドとしても楽しめる一冊ですー!
医者と患者の恋を繋いだのは、一匹の猫。猫(キミ)がいなきゃ、秘めるだけだった恋。「“病人”を診ずに“病気”を診よ」がモットーの医師、四月一日正直。そして病名を告知されたばかりの患者・吉祥てら。制限のある恋を繋いだのは、一匹の猫だった―― ちょっと切なくて、きっと愛しくて、かなり不器用な…… モフモフ・ラヴ・ストーリィ。
難病恋愛ものというベタな題材に、マンガの魔法をありったけかける。 コマを超えてページ全体の上から漫符や擬音が降りかけられる。 コマの接続で空間的距離を乗り越える。 同一空間での異なる時間軸の出来事が同時に展開する。 キャラクター・コマ・吹き出しの配置が連動する。 とにかくトリッキーな表現技法のオンパレードで、画面構成は実にアバンギャルド。 ただそれは実はかなり目的化されている。 時間を描く、時間を描き直すということに向けて。 結局、映画や音楽というものに比べて、マンガ固有のアドバンテージは、時間だけは好きにできるということなのではないかと思う。 物理運動の制約を離れて、内面の、感情の時間で物語を動かす。 それが目指すところは明白だ。描きたいことはひとつだ。 恋していた時間は、永遠なんだ。 なにかこの作品の良さを文章で表現することって無謀な気もしている。 マンガだけに表現し得るものを追求した作品だから。 マンガへのラブレター。 "その夜は、 引く波に立つ足の裏の、 砂に埋もれる感触みたいに、 上級者向けのゲレンデの、 コブの向こうの景色のように、 先生の、声の余韻が一晩中、 鳴り止まなくて眠れなかった。"
by 鈴木 (34)あいつは今も、霧の中だ。疑問符が渦巻く、昭和史の闇へ。謎の匿名作家が描く、昭和最大の「未解決事件」!その真犯人を……追え!冴えないフリーライター・安住純が迷い込んだのは、1984年の大阪…!?バブル前夜の浮かれた時代、その水面下では今も語り継がれる昭和最大の未解決事件「オギリ・東亜事件」が着々と計画されつつあった…!これから起きる事件のことを知っているのは、犯人と現代からやってきた安住だけ!果たして、事件の真犯人は誰だったのか?そして、謎に包まれたその動機は?真相をスクープすべく、安住の野心に満ちた戦いが始まる…!!