菅原亮きんさんの作品の書影

菅原亮きん

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菅原亮きんの作品

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『猫で人魚を釣る話』の書影

猫で人魚を釣る話

3.24

272

発刊: 2018.06.12 ~

完結・全3巻

新刊通知

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医者と患者の恋を繋いだのは、一匹の猫。猫(キミ)がいなきゃ、秘めるだけだった恋。「“病人”を診ずに“病気”を診よ」がモットーの医師、四月一日正直。そして病名を告知されたばかりの患者・吉祥てら。制限のある恋を繋いだのは、一匹の猫だった―― ちょっと切なくて、きっと愛しくて、かなり不器用な…… モフモフ・ラヴ・ストーリィ。

『東くんの恋猫』の書影

東くんの恋猫

3.29

(3件)

発刊: 2023.02.10 ~

完結・全3巻

新刊通知

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仔猫×高校生×教師の三角カンケイ青春譚!生後約11か月の仔猫、東 來瞳は飼い主の東 大和が好き……いや、大好き!大和の「ただいま」で始まり、「行ってきます」で終わる彼女の平穏な日々。しかしそれは、大和が見たことのない顔で知らない人の話をした日から一変する。一途で元気でお転婆な仔猫、誰にでも優しいけど……な高校生、ロボットみたいなクールな教師。三者それぞれの世界が変わる、大冒険、そして青春、または恋。ときめき時々胸の痛みの恋物語。

作品レビュー

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5.0

難病恋愛ものというベタな題材に、マンガの魔法をありったけかける。
コマを超えてページ全体の上から漫符や擬音が降りかけられる。
コマの接続で空間的距離を乗り越える。
同一空間での異なる時間軸の出来事が同時に展開する。
キャラクター・コマ・吹き出しの配置が連動する。
とにかくトリッキーな表現技法のオンパレードで、画面構成は実にアバンギャルド。
ただそれは実はかなり目的化されている。
時間を描く、時間を描き直すということに向けて。
結局、映画や音楽というものに比べて、マンガ固有のアドバンテージは、時間だけは好きにできるということなのではないかと思う。
物理運動の制約を離れて、内面の、感情の時間で物語を動かす。
それが目指すところは明白だ。描きたいことはひとつだ。
恋していた時間は、永遠なんだ。

なにかこの作品の良さを文章で表現することって無謀な気もしている。
マンガだけに表現し得るものを追求した作品だから。
マンガへのラブレター。


"その夜は、
引く波に立つ足の裏の、
砂に埋もれる感触みたいに、
上級者向けのゲレンデの、
コブの向こうの景色のように、
先生の、声の余韻が一晩中、
鳴り止まなくて眠れなかった。"

猫で人魚を釣る話

レビュー(4)件

完結・全3巻

2.5

3巻まで読みました

猫で人魚を釣る話

レビュー(4)件

完結・全3巻

4.0

2巻まで読みました

東くんの恋猫

レビュー(3)件

完結・全3巻

4.5

3巻まで読みました

猫で人魚を釣る話

レビュー(4)件

完結・全3巻

4.0

2巻まで読みました

東くんの恋猫

レビュー(3)件

完結・全3巻

2.5

3巻まで読みました

猫で人魚を釣る話

レビュー(4)件

完結・全3巻

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