19世紀末、一人の若きナチュラリストがアメリカの広大な荒野に君臨した誇り高き狼王“ロボ”と対峙する。これは優れた画家であり「動物記」の作家であるシートンのナチュラリストとしての成長を描いた物語である。
バイトとギャンブルに明け暮れ、その日暮らしを続ける森田鉄雄。 彼の人生は、突然現れたいかにもアヤシイ男からの誘いにより一変する。裏社会で生きるその男の名は、「銀王」――。 バブル崩壊後の時代、「国を買う」という野望を抱き、闇の金脈を攻めて天下を狙う男たちの命を賭けたマネーウォーズ!
2022年、非労働者再生法が成立した日本。 6カ月を超えて収入のない者は、再生処置施設で脳のリライト処置を受ける。 外資系投資会社に勤めていた神条達也は、ある日、職を失う。 しかし6カ月後、達也が送られたのは再生施設ではなく強制収容所だった。 そこでは、異常な訓練と洗脳、啓発が行われていた。達也なぜ、そこに送られたのか―― 2016年エブリスタホラー大賞受賞作品!
全国から極道たちが集まる浪花南刑務所…。毎年、クリスマス・イブの夜に密やかに開かれる男たちの闘いがあった。刑務所では年に一度の楽しみとして、誰が心待ちにしている“おせち料理”を賭けての“めし”自慢バトル!! 待望のおせち料理は誰の手に?
実際に食べないってことで一時期ちょっと話題になったグルメ漫画。ムショぐらしの囚人たちによる美味しいもので喉を鳴らす飯バトル。旨いものに飢えてる囚人ならではの話というか、その美味いものを食べるまでの経緯もその人の人生であり、読み応えのある短編集を読んでいるかのような名作。そして食べるものも高級品だとピンとこないから喉がならない理屈も筋が通っていて、話に出てくるものは馴染み深いものばかりなものだから、ついつい「あ~これうまいやつ!すぐくいてえ!」って唸りを上げてしまい、「ごく!」と喉を鳴る。あと最後のページの「ごく」の文字に「そういうことか!」と落語のオチみたいだった
by ラピス@プレトノイヴ (35)3.09
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発刊: 2019.02.28 ~
完結・全2巻
新刊通知
aラノベの主人公VSエロゲーの主人公…、青春残酷NTRエレジー!! 鈴木くんは高校生。天真爛漫な幼馴染「みきちゃん」、生真面目で引っ込み思案な委員長「川上さん」、男勝りなゲーム友達「さくらちゃん」…、3人のかわいい同級生と平和でヌル~い学園生活を送っていました。ところが「ハーレムを作りたい」と宣言する佐藤くんが転校してきてから、なんだか雲行きがあやしい感じで……。上下巻同時発売!!
自堕落な生活を送る大学生・修二の唯一の趣味は【生配信】。 ネットで人気者になれば就職せずとも生きていけると信じる彼は、ある日、ネカフェ住まいの援交女性・メイと出会う。 彼女を【オモチャ】にして番組を作り、リスナーから金が集めようと考える修二。 メイを懐柔しゲスな番組で企画がうまくいく、と思われたそのとき…!?
「殺したい人は、誰ですか―――?」殺人が合法化された未来の日本。凶悪、多様化した犯罪から弱者を守るため、「一生一殺法」(いっしょういっさっぽう)が制定された。それは、一生に一人だけ殺人が許可される権利。継父から虐待され続け、生きることに絶望した小学6年生や動物の虐待・殺害動画を流していた男に大切なペットを殺された家族、いじめにより、不登校になった女子高生から殺益申請がされた。これらが、受理されれば殺益執行委員が対象者の執行に向かうのだが―――。
まず言いたいのが、タイトルでめっちゃ損してる。内容を知らないとライトなデスゲーム漫画と勘違いしちゃう。なんでこんなタイトルにしたのかわからないです。。さておき、 「一生一殺法」という、12歳以上の日本国民ならば著しく心身に被害を被ったと認定されれば、誰でもその相手を殺すことが許される法律が存在する日本。 またこの法律に則り、これを"殺益権"と称し国民は行使できます。 ざっくり言うと、野崎まど先生の『バビロン』における「自殺法」の反対版と言ったら一番しっくりくるかもしれません。 こういう思考実験のような作品はとても好きです。そりゃ突けば矛盾点とか出てきますけど、それは野暮。 ちなみに作中世界では「一生一殺法」が抑止力となって実際に犯罪件数が減り、自殺大国日本もいまは昔、と描写されています。 3巻で完結ですが、非常に考えさせられる作品です。コンパクトにうまくまとめてあり、読み返すのにも丁度良いです。
by せふぁ (1092)3.41
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発刊: 2018.04.28 ~
完結・全3巻
新刊通知
a1967年7月、日本初の週刊青年マンガ誌「漫画アクション」が誕生―― その約2年前、後の初代編集長である清水文人は、「漫画ストーリー」編集長として新しい漫画を世に送り出そうと悩んでいた。 そんな中、ゴミ箱から拾い上げた一冊の同人誌「マニア」に“何か"を感じる。 徹底した取材と漫画への愛情から紡ぎだされる「漫画アクション」創刊秘話!
ある日、高校生の太田俊輔は、駅で自分に瓜二つの男の自殺に出くわした。 その翌日、学校の帰り道に俊輔は拉致される。次に俊輔が目が覚めたのは、檻の中。 そこは、どちらの拷問吏が対象者に早く秘密を吐かせるかを競う"拷問トーナメント"の会場だった。 俊輔は"白の貴公子"として、"黒い月"と戦いを開始した!
1977年(昭和52年)・・・インターネットはもちろん無いし、ビデオすら全く普及していない時代。性に目覚めた中学生男子の苦労たるや!当時の体験者には懐かしく、若い人には新鮮な、昭和の中学生日記。
3.08
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発刊: 2015.05.28 ~
完結・全3巻
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aちっちゃい女子高生が、でっかい人造人間と同居して、毎日イチャイチャ…!? 「レーカン!」の瀬田ヒナコによる新作、待望の1巻登場。 人見知りの女子高生・しずくが、発明家の叔父さんから託されたのは、 オンボロアパートの管理と、身長2メートルの人造人間「黒の13号」の世話だった。 13号は見かけは大人だが、中身は犬並みで顔をペロペロしたり、服を着なくてもへっちゃら。 しずくはおびえつつも、交流の中で次第に13号になじんでいく…。 ピュアなふたりの、ちょっとドキドキの毎日を、ぜひのぞきに来て下さい!
左目に眼帯をつけながらも、明るい性格でクラスの皆から慕われている女子高生シイナ、彼女には“裏の顔"があった。シイナの同級生で、かつて自殺志願者だった少年のカナメは、ある日、『思想ノート』と題された彼女の秘密のノートを見て、それを知ってしまう。彼女は最高の自殺をするために、毎日を生きていた。徐々に彼女に惹かれていくカナメだったが、案内されて足を踏み入れた死臭の漂う廃校で、彼女のもう1つの秘密を知ることになり……――「私の左目は潰されたの……」狂気100%の彼女と無感情な僕の戻れない恋路を描く、恋愛ホラーコミックス。エブリスタ原作。