600
発刊: 2003.08.18 ~
既刊1巻
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a3.17
600
発刊: ~
既刊1巻
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a3.48
599
発刊: ~
既刊1巻
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aちくま文庫版「見晴らしガ丘にて」及び、カワデパーソナルコミック「悲しき街角」に分散されて収録されていた当シリーズ。今もなお、傑作との聞こえが高い作品が完全版となって蘇る!! ヒロインになれなくても 若くなくても 私の人生を生きて見よう そう思ったとき 心地よい風が吹き出した。 あの見晴らしガ丘の上で…。
3.08
599
発刊: 2016.10.18 ~
完結・全1巻
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a「1秒前で止めるから」って言ってたのに…何で、キス、しちゃってるの…!? 幼馴染で俺様な依弦に、毎日振り回されている六花。 でも文化祭の演劇は脚本担当になり、王子役の依弦とは関わらなくていいって安心してたのに…。 文化祭当日に姫役の子が急病で、急遽代役に抜擢されちゃった!? 嫌々迎えた本番、キスシーンはフリだけって言ってたのに…唇が触れて…る…!!!? 私、ファーストキスなんですけど…!
3.32
598
発刊: 2009.03.31 ~
既刊1巻
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a尖り続ける孤高のナイフ・道満晴明の怪作が復刻! 絶版となり入手困難となっていた道満晴明の怪作 『性本能と水爆戦』『続・性本能と水爆戦』がA5判にて待望の合冊復刻。描き下ろし表題作も収録した400ページに迫る大ボリューム極厚仕様の傑作短編集です。エロマンガ界の異端児・道満晴明ワールドの集大成はファンならずとも必読です。
女監督率いる弱小野球部が甲子園へ。気のいい弱小野球部の新感覚スポーツドラマの表題作ほか、『ゲートボール殺人事件』『銀のロマンティック…わはは』の長編2編を収録。
ピアッシングや刺青などの身体改造を題材に、現代の若者の心に潜む不気味な影と深い悲しみを、大胆な筆致で捉えた問題作である。埋め込んだピアスのサイズを大きくしていきながら、徐々に舌を裂いていくスプリットタン、背中一面に施される刺青、SM的なセックスシーン。迫力に満ちた描写の一方で、それを他人ごとのように冷めた視線で眺めている主人公の姿が印象的だ。第130回芥川賞受賞作品。 <p> 顔面にピアスを刺し、龍の刺青を入れたパンク男、アマと知り合った19歳のルイ。アマの二股の舌に興味を抱いたルイは、シバという男の店で、躊躇(ちゅうちょ)なく自分の舌にもピアスを入れる。それを期に、何かに押されるかのように身体改造へとのめり込み、シバとも関係を持つルイ。たが、過去にアマが殴り倒したチンピラの死亡記事を見つけたことで、ルイは言いようのない不安に襲われはじめる。 <p> 本書を読み進めるのは、ある意味、苦痛を伴う行為だ。身体改造という自虐的な行動を通じて、肉体の痛み、ひいては精神の痛みを喚起させる筆力に、読み手は圧倒されるに違いない。自らの血を流すことを忌避し、それゆえに他者の痛みに対する想像力を欠落しつつある現代社会において、本書の果たす文学的役割は、特筆に価するものといえよう。弱冠20歳での芥川賞受賞、若者の過激な生態や風俗といった派手な要素に目を奪われがちではあるが、「未来にも、刺青にも、スプリットタンにも、意味なんてない」と言い切るルイの言葉から垣間見えるのは、真正面から文学と向き合おうとする真摯なまでの著者の姿である。(中島正敏)