3.26
805
発刊: 2016.12.22 ~
既刊1巻
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aお調子者の鈴木は、バイト先の温厚なイケメン後輩・本多が好きな子のことで不安がっていると知り、「お前ならどんな奴でも100パー股開くっしょ!!」と言い放ってしまう。のちのち、その言葉が自分の身に降りかかるとも知らずに――。「まさか逃げませんよね?こんなにしておいて」ボコり愛『スニーキーレッド』のスピンオフ作品。じわじわ追い詰めワンコ×鈍感ウッカリ先輩がおくる表題作「モーションエモーション」に加えて、海外を舞台にした初期短編&続編も収録! さらに電子版限定のおまけページも収録!
3.33
804
発刊: ~
既刊1巻
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a3.18
803
発刊: 2018.10.25 ~
完結・全1巻
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aプロデュース業に勤しむユタカは、その傍ら、出張ホストとしても働いている。ある日、指名され待ち合わせ場所に行くと、<自分より長身で超強面の男>が客だった! その客・ツカサと言葉を交わすうち、不器用ながらも可愛い一面に興味をそそられるユタカ。誘いに乗り、いざセックスをしようとしたところ、ツカサが<見習い中のサキュバス>であることを知ってしまう!! 異常事態にも関わらず、大興奮のユタカがツカサに告げる。「君には才能と素質がある」「俺と一緒にナンバーワン風俗嬢を目指そう!!」 ストーリーテラー・虫歯の新境地 スーパージェットコースターラブコメディここに登場!
お向かい同士で店を構える酒屋のテオとタバコ屋のカミロ。二人は幼馴染みだが、カミロが自分に特別な想いを寄せていることをテオは知っていた。テオもカミロを意識していたが、それが恋愛感情からくるものなのかどうかわからずにいた。そんな時、カミロに「お試しでいいから付き合ってみない?」と提案され、迷いながらもテオは受け入れる。その後、情熱的なキスをされたり優しく愛撫されたり、今までと違う雄の顔を見せるカミロにテオは…?
パンツ大好きコレクターなリーマン・渋谷は、先輩の本田にひょんなコトからその趣味を知られ、精神的恥辱(笑)をあびせられる日々を過ごしていた。しかしなんと本田は渋谷のことを好きだと口説いてきた!そしてその愛をささやいた口でイジメる!!本田の小学生並の愛情表現に渋谷はキレまくり、毎日大ゲンカ――――のハズが、お二人さん、エッチしてますけど!?妙齢リーマン二人、異常な恋愛に未知との遭遇中!!
女性誌に掲載されたレア傑作を完全網羅!! 柏木ハルコ恋愛短編集 圧倒的パワーと存在感で胸に迫る6作品を収録! ●別れる 「恋愛感情を抑制する」という薬。これを飲んで、愛する人と別れる覚悟を決めた彼女は…。 ●DIARY 唐突に訪れた婚約者の死。彼女が遺したノートをめくった恋人は、知らなかった「彼女」と対面する。 ●夫の片思い 結婚8年目に夫から告げられた衝撃の告白。「人の心は縛れない」と思っていたけれど…。 ●初恋ガーディアン 好きな人を守る力を下さい! 恋する乙女はいつだって全力疾走!! ●裸のえろ うらぶれた男の前に突然現れた「えろちゃん」。忘れられない不思議な出会い──。 ●憧れのブルマ 現代において、衰退の一途をたどる「ブルマ」。そんなブルマに隠された、壮大で重大な秘密…。
3.33
799
発刊: 2002.04.10 ~
通常版・他1作品
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a「さみしい女には小さな夢がある」。この物語の主役格である島ショーコもそんなさみしい女たちの1人だ。マンガ家志望ではあるものの、なかなかパッとせず、学生時代からの親友であった女性アキラもさっさと結婚してしまい、置いてけぼりを食らったような気持ちで毎日を生きている。そんなショーコをメインに据えて彼女に関わった人々の物語を、約300ページのボリュームで一挙に描き下ろしたのがこの単行本だ。 <p> 全7話の物語は、第1話「10年位前」から始まり、第2話「12~10年位前」に戻り、また第3話「9年位前」へと進むといった具合で、時系列を前後しながら進む。読み進むにつれて「なるほど、さっきの話はここから発展した結果なのだな」いう具合に、因果関係が明瞭になりパッと目の前が開けてくるような構成になっている。 <p> その全7話の中で取り分け鮮烈な印象を残すのが、ショーコと親友アキラの関係。バカもやるけど呼吸ピッタリな2人の様子はキラキラ眩(まぶ)しく映る。また、ショーコが洋服工場に勤めていたころの同僚で天然ボケ系の女マリエのふらふらした生き様と、イジめられ引きこもっている最中にマリエと出会って彼女と一緒に暮らすようになった少年ケンジのエピソードも人生の機微を感じさせる。それらの各登場人物の物語が相前後して語られていき、すべての要素が静かに美しく収束していく最終話を読むと、なんともいえない万感の想いがこみ上げてきて幸せな気持ちでいっぱいになる。 <p> この計算された巧みな構成は、単行本描き下ろしという制作スタイルの賜(たまもの)といえるだろう。描き下ろし単行本は、マンガ界では多く見られるものではないが、「ハッピーエンド」はそのような制作スタイルの可能性をも感じさせる。最初から最後まで無駄なく隅々まで楽しめる本書は、内容や装丁などの外見も含めて「1冊の本」としてそのありようがとても美しい。(芝田隆広)