伊藤という医大生から、「70万円で頭蓋骨に穴を開ける人体実験をさせてほしい」と持ちかけられた名越。“トレパネーション”と呼ばれるその手術を受けると、第六感が芽生えるというのだ。最初は全く相手にしなかった名越だったが…?
キョーレツな痛みを発火点にさく烈するイジメられっ子・イチの泣きの拳が欲望都市・新宿で美しく輝く。最終ハードコアバイオレンスの戦慄。
『ホムンクルス』『殺し屋1』の鬼才・山本英夫が描く巨弾新連載、始動。彼は、ヒーローになった。白池 光(しろち ひかり)は、クラスでも全く目立たない地味めの高校男子。家では格闘ゲームとPC改造に明け暮れる気弱な電脳オタク少年だ。極めて平凡な光だが、実は人並み外れた『電気感受性』を持っていて、静電気のため保健室に運ばれることもしょっちゅう。そんな彼が自宅のPCでいつもの格闘ゲームに興じていると、自分の体内から意識と血流だけがPCに吸い込まれ、電気の通っている所を自由自在に行き来するという驚異の現象が起きる…! さらに自分の姿を鏡で見てみると…!!!!?
鏡の中の自分に恋したオトコ・岡間進也が、ゲイバー『モーリス』を舞台に繰り広げる涙と笑いのラブコメディー。
赤熊は、喧嘩はしないと言い挑発に乗ってこないイチが目障りだった。イチは女子が他校の生徒に囲まれている所に出くわしても何もできず殴られるだけだった。そんなイチに無性に腹が立つ大熊は、他校の生徒共々イチを殴る。次の日からイチは女子を助けられなかった情けないやつとしていじめられる。そして小さい頃いじめられた記憶から「イチめられっ子」といわれると切れて無意識に暴れてしまうのだった。鬼鮫は転校してきて早々大熊の舎弟の女をナンパする。そして、大熊をも馬鹿にするのだった。イチは鬼鮫に関節技をかけられた時、いつもは震えて動かない足が動いたことで何かをつかむ。イチは大熊に鬼鮫は自分がやる。と言うのだが。
“のぞき”こそ究極のコミュニケーション。オレ達の深層に挑戦状を叩きつける、衝撃のネオ探偵物語。待望の単行本化!!
主人公の職業はプロののぞき屋。言わば探偵稼業。探る人間を通して見える悲喜交々の人間模様を描いています。