島耕作シリーズは、『課長島耕作』から現在連載中の『相談役島耕作』までモーニング連載なのですが、課長昇進までの過去編は、モーニング連載の島耕作と同時進行でイブニングで連載されていました。 本作『ヤング島耕作』はその第一弾で、連載時期としては2001年から2010年なので、『部長島耕作』と並行して連載が開始しました。 なお、『ヤング島耕作』は途中で主任に昇進し、『ヤング島耕作 主任編』として、タイトルとナンバリングが新しくなっています。 『ヤング島耕作』では、島耕作が初芝電器産業へ新卒入社して、肩書なしの一般社員として、歯車として働く姿を追ったものとなります。 新入社員の島耕作が、学生ノリから社会人としてのいろはを叩き込まれ、社会の汚さや我慢を覚え、時には、明らかに間違っていることに対して明確に自分の考えを伝えながら、少しずつ成長していく展開となります。 島耕作を主人公に据えたドラマではありますが、会社が一社員の動きでどうこう変わるというものでもなく、彼と、彼の周辺に及ぶ物語となります。 極端に非現実的などんでん返しや、特殊能力の類、どこかのビルの屋上でワイングラスを傾けながら、経済を思うままに揺り動かしてほくそ笑む謎の集団が現れるでもなく、あくまでも、一会社員が彼の力の及ぶ範囲で粉骨慢心します。 そんなマンガおもしろいのかというと、これが意外におもしろかったです。 私自身、週休8日を希望している側の社会人なのですが、様々なトラブルに遭遇し右往左往している彼の状況は、読んでいてとても先が気になり、ページが進みました。 また、島耕作の活躍により事態が決着した時には、喜びのようなものも感じられました。これが働く喜びというものなのか。 作中には、後に課長編以降でも登場するキャラが数多く出てきていて、そういう意味でも読んでいて楽しかったです。 初芝電産創始者の吉原初太郎、同僚の樫村建三、大泉裕介と馬島典子、そして、後に島耕作が最も信頼を置くこととなる中沢喜一等々、課長編以降を読んでいればおなじみの面々の過去の姿が登場します。 島耕作も若く描かれているのですが、女性を惑わすフェロモンはこの頃から健在らしく、女性関係は特に見習いたいと思いました。 昭和後期が舞台のサラリーマンマンガなので、言葉や通信手段も然り、文化や考え方も現代に則さないと思う部分があります。 それでも、こういう時代は確かにあったのだというなということを踏まえて、温故知新、学び取ることができる作品だと思いました。 主任の昇進辞令を受け取り、本作は引き続き『ヤング島耕作 主任編』に続きます。
by うにたべたい (581)3.00
641
発刊: 2008.07.29 ~
既刊1巻
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aブラック企業で働く久保たもつ(34歳)は、ふと目が覚めると「結界師」としてのスキルを持つ奴隷(6歳)として異世界に転生していた。わけがわからないまま、奴隷市で売れ残り、処分されかける直前、バーサーム侯爵家に拾われる。専属の結界師「リノス」として育てられることになり、日々結界師としての才能を開花させていくリノス。次から次に降りかかってくる厄介ごとに翻弄されながら、今日も全力で奮闘するのであった――。「小説家になろう」発、大人気異世界冒険ファンタジー、コミカライズ!!
3.06
640
発刊: 2018.11.20 ~
完結・全9巻
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a星野鉄郎は少年から青年へと成長を遂げていた。一緒に旅を続けていたメーテルと別れ、荒廃した地球で希望を捨てず、人類の未来を信じ戦い続ける鉄郎は、クイーンエメラルダスより衝撃的な事実を告げられる。そして鉄郎は3度目の、「銀河鉄道999」での旅に出るのだった…。
3.04
640
発刊: 2018.05.26 ~
完結・全2巻
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a学校ではプロ彼女とすら呼ばれる、男子にも女子にも完璧な女の子「佐土原和葉」。彼女が恋(?)した相手は、まるで”モブ”のような男「瀧島喜斗」だった。超金持ちのモブ男、瀧島を恋に落とすため幼なじみの矢矧昴と相談し、あの手この手を駆使した恋愛攻防戦が始まる……。プロ彼女VS.モブ男が織りなす、めんどくささ120%な歪なラブコメディ開幕!!
仮想現実と現実世界が融合した世界を舞台に、主人公カナタの超現実な日常が始まる!!