星の神のごとき深き青――瑠璃色の瞳を持つ少女ニナは、その美しき瞳ゆえに、フォルトナ国第二王子、アズール・セス・フォルトナに見出される。三ヶ月後に、大国ガルガダの王位継承権を持つ第一王子のもとに嫁ぐはずだった姫巫女アリシャの身代わりとして。姫として作法を学び、美しく着飾り、大国を欺くことを求められたニナは、運命に翻弄されながら、一生に一度の恋に出会う。王宮恋愛ファンタジーの幕開け!
仕事の帰り道、魔法であたためた一杯の缶コーヒーから、ぼくと魔女先輩の関係ははじまった。とくに役にたたない魔法と一緒に都会のかたすみで生きる、魔女先輩のものがたり。
おとなになっても、たくさんの“はじめて”がある。 はじめて好きになったひと はじめて憎んだひと はじめて執着したひと はじめて私を傷つけたひと はじめて私を愛してくれたひと みずみずしい気持ちを描いた読みきりシリーズ、刊行開始!!
父が決めたお見合い相手を呪うため(!)、吉乃が行った儀式で現れたのは紅茶王子のサクラ。サクラは吉乃の曾々おばあちゃん・八重に仕えた過去があり、今でも八重を想っているようで…!? 「紅茶王子」新シリーズ開幕!
「紅茶王子」ファンにはたまらない続編。というか、紅茶王子が好きな方でこれを読まないなんて勿体なさすぎるので読んで欲しい!!アッサムやアールグレイ、セイロンまでその後が登場します。吉乃さんの孫まで話が続いていくのは贅沢だなあ。紅茶王子、もう一度読み返して、レンタルで読んだこの作品を全巻自分で集めることにします。それくらい、夢と愛が詰まってます。山田南平先生、今作を生み出してくれてありがとうございます…!!ほんとに「紅茶王子を描き切った」という作品です。 マイナス分は…私は奈緒の魅力がそんなに分からなかったんだよなあ…自分より他人を優先しちゃうコなのは分かったけど、暴力的なコはいかん(;^ω^) 吉乃のおうちは結局何をしてるのか…無給で働いてるサクを事前通告なしに追い出す!?と社会人目線で読んじゃいました。。紅茶王子読んでた頃から大人になったなあ… 個人的にハルカの恋愛話の続きを読みたい!し、健太は幸せになったのかも気になる…
by かるすとん (60)時は大正。人の心の声が聞こえる京極一成は、その力を活かして商社を経営する敏腕社長だ。事業は順調だがその力のせいで人を信じることができず、彼はかなりひねくれた性格をしていた。一成は資産と人脈を目当てに名家である諏訪部家の令嬢に縁談を申し込むが、縁談相手の諏訪部ななからは心の声が聞こえないうえ、彼女は声を出して話すことができなかった。戸惑う一成だが、勢いで二人は夫婦になってしまい…? 不器用で幸せなふたりの結婚生活が始まる。
エリート会社員の父に憧れ、大手企業を目指して就活していた正道(24)。しかし面接に失敗し、投げやりな気持ちで書店員になる。一方、正道の先輩・真希(27)は、少女漫画をこよなく愛するものの、7年付き合った彼氏にフラれ、現実の恋には臆病に。――不器用なふたりが出会ったとき、温かくときめく、素敵な恋の物語がはじまります。(収録作品:「僕は小さな書店員。~倉持真希の場合~」第3話)
就活に失敗し、書店員として働く正道と7年付き合った彼氏に振られたアラサーの真希、ふたりの優しくてあたたかい物語。 正道が真希を好きになる過程をすっ飛ばしており、1巻で付き合う&初夜を迎えるという展開の早さ。さすがにもう少し、付き合うまでの過程をじっくり読みたかったかも。 しかし、登場人物は全体的に好印象!正道はクールかと思いきや、年下の素直な可愛らしさと、稀に見せる男っぽさを持ち合わせた色気のあるボーイ。一方、真希は仕事面に対してはしっかりしているが、恋愛面に関しては初恋のように、ひとつひとつのときめきを噛み締めているところがめちゃくちゃ可愛い。そして、サブキャラの店長も仏のような存在なのが推せる。 不器用なふたりの可愛い恋模様をじっくり堪能したい方におすすめ。
by れとれとさん (961)