3.07
200
発刊: 2021.05.20 ~
完結・全3巻
新刊通知
a時は大正12年-。将来の将校を育成するための学校「陸軍幼年学校」で軍人教育に染まりきった青少年 竹善介は、女性のような美しさを持つ謎めいた軍医 緒方朔と出会う。初めは疎ましい存在だったはずの緒方のことを知るうちに徐々に惹かれていく竹。しかし緒方の心を占めているのは別の存在で――?モダンの風が吹く大正時代を舞台に描く、美しくも儚い軍人たちの物語。著者人気作『神軍のカデット』(小学館)と同じ世界線で描かれる話題作!(※『神軍のカデット』と話はつながっていません)【目次】Episode-0Episode-1 トロイメライEpisode-2 アラベスクEpisode-3 コンソラシオン
平成生まれの就活生たちと、バブル世代の面接官たちの間で繰り広げられる、ショートショートの就活密室劇です!物語の舞台は玩具メーカー「コスモトイ」の会議室。文系人気ランキング第199位のこの老舗企業に、「内定」を求めて就活生たちが次々と面接にやってきます。キラキラネームの女子学生、ブラック企業も厭わない体育会系、菓子折りをもってきた気弱な学生、「名人」にあこがれている学生、そして彼らを温かく受け止める面接官たち…作者は『THE3名様』で、ゆる~い若者を描き続けた石原まこちんが、学生と面接官の両者の絶妙なやりとりを、時にはコミカルに、時にはゆる~く、時には…ホロリとする人間模様を描きます。1集の最後の登場するのは…面接官の息子というオチにもご注目ください。
3.03
200
発刊: 2016.02.25 ~
既刊1巻
新刊通知
a一度死んで生き返ったら、死ぬよりツラい世界が待っていた。それでも〈わたし〉は生きる希望を見失わない。pixiv累計閲覧数600万超&総リツイート3万超──WEBで大反響を呼んだコミックエッセイ『死んで生き返りました れぽ』の続編。著者の村上竹尾氏は3年前の春、突然の心肺停止で緊急搬送されました。9つの合併症が判明し、生死の淵を彷徨いましたが驚異的に快方へと向かい、2ヵ月後に退院。その時には「奇跡の人」と呼ばれました。しかし、生き返ったあとには「生」を実感できない世界が待っていました。理解できない視界、読めない文字、空に浮かぶくじら、幻覚に幻聴……普通の生活とは程遠い現実。これまでの仕事での過剰なストレス、不規則な生活などが原因で患った数々の病状。奇跡的にいくつかの数値は回復はしたものの、その後遺症は想像もできないものだったのです。それは、まるで悪夢の世界のよう……一度は「生き直す」ことのできる喜びに歓喜したが、いつまで続くか分からない不可思議な症状に苦悩する生活が続いています。状況を自らに納得させる難しさ、家族を含めた周囲の対応、入院前に引きずり込まれていった死への誘いなど、異世界に迷い込んでしまったかと思えるほどの壮絶な葛藤が繰り広げられます。今回は、そんな著者が苦しみながらも「生きることの実感」を求め続ける、息苦しいまでに切実なコミックエッセイです。
女性たちの様々な要求に応えるべく、圧倒的な「美」を究極まで追い求めるデザイナー。それが美容師だ。日本一の美容師を目指す狩谷勝人の、ハサミ(SCISSORS=シザーズ)に賭けた青春記!! ▼第1話/美の道を拓け ▼第2話/プロへの第一歩 ▼第3話/思い上がり… ▼第4話/リセット ▼第5話/アセリ… ▼第6話/タッグ… ●主な登場人物 / 狩谷勝人(かりや・かつひと。美容師になるため、中学卒業と同時に沖縄県那覇市から単身上京してきた15歳。美容室「シザーズ」に入り、修行を始める)、甲斐昌矢(「シザーズ」の先輩。美容学校を首席で卒業した優秀な美容師。ケンカもするが、勝人の面倒を色々と見てくれる)、熊波(「シザーズ」の店長。酒飲みでグータラだが、実は相当な実力者) ●あらすじ / 日々、新たな流行が発信される東京・原宿。そこに狩谷勝人という1人の少年が現れた。日本一の美容師を目指す彼は、中学を卒業してすぐに、沖縄からやってきたのだ。勝人の父は那覇で「BARBAR狩谷」という理髪店をしている。だが美容師の夢を捨てきれなかった母は父と対立し、家を出ていった。そんな過去を持つ勝人が美容師を目指す理由は“復讐”。美容というものを根底から否定し、家族を捨てた母に復讐しようと考えていたのだった。 (第1話) ●本巻の特徴/原宿へやってきた勝人は、「シザーズ」という小さな美容室に強引に頼み込み、見習いとして世話になることになった。そこで出会った店長・熊波、先輩の昌矢、熊波の旧友で今は日本中の美容師たちの憧れの的である小松らに影響を受けながら、勝人は日本一の美容師への第一歩を踏み出す。個性的な登場人物たちが生き生きと描かれ、一気に物語の中に引き込まれる第1集。 ●その他の登場人物 / 狩谷霧奈(勝人の妹。兄思いの優しい中学生)、小松利幸(抜群の美容テクニックを持つカリスマ美容師。熊波の友人でもある)
【デジタル版限定!「グランドジャンプめちゃ」掲載時のカラーページを完全収録!!】東大卒CEO、新聞記者、編プロ社長、IT技術者。全員、離婚経験者。女性向けWEBマガジンで連載された「男性側のみが語る」離婚体験談はコメント欄で賛否両論の大論争に。そんな「問題作」を稀代の美麗絵師が漫画化。3組に1組の夫婦が離婚すると言われる現代日本に生きる全ての男女必読の書。「離婚」を通して知る、「結婚」の笑えない現実(リアル)――。 『妻のトリセツ』『夫のトリセツ』黒川伊保子氏推薦「――事実は、小説よりひどい。病んだ魂と、欠けた魂が、修羅場を創り出す。「間違った結婚」は、もしかしたら、地球上最高に怖いリアル・ホラーなのかも。」「ストレスにさらされたとき、女はしゃべりたがり、男は黙したがる。そんな脳の性差によって、私たちは通常「女の離婚の理由」は聞くことがあっても、「男の離婚の理由」を聞くことがない。この本は、その「なかなか開かない秘密の扉」を開けてくれる一冊である。」――黒川伊保子(人工知能研究者、随筆家)