橋口たかしさんの作品の書影

橋口たかし

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プロフィール

橋口 たかし(はしぐち たかし、1967年6月2日 - )は、日本の漫画家。本名、橋口 隆志(読み同じ)。東京都出身。2000年より、ペンネームを本名から「橋口たかし」とした。2003年『焼きたて!!ジャぱん』で小学館漫画賞受賞(少年向け部門)。

橋口たかしの作品

一覧
『焼きたて!!ジャぱん』の書影

焼きたて!!ジャぱん

3.39

8476

発刊: 2002.03.18 ~

完結・全26巻

新刊通知

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パン創りの神が宿る「太陽の手」を持つ少年・東和馬。世界に誇れる日本のパン「ジャぱん」を創るため上京してきた和馬が繰り広げるさわやか、かつ熱血物語!もともとゴハン党だった和馬は、6歳の時にパンの虜になった。その訳は、近所にあったパン屋さん「サンピエール」で、抜群においしいパンを食べたことにある。サンピエールの店主は、日本が世界に誇れる日本人のパン「ジャぱん」を創ることが夢だった。フランスパン、イギリスパン、ドイツパンなど、世界には自国の名を冠したパンが沢山あるが、日本にはない。そこで店主は、世界中に愛される日本のパンを創ろうとしていたのだ。フランスで修行を積んだ彼は、そのパンを故郷で創ろうとするが上手くいかず、東京に出ることにする。そしてまた和馬も、彼の意志を自分で実現させようとパン創りに夢中になったのだ。それから10年の月日が流れ、中学を卒業した和馬は、東京でも1、2を争う有名なベーカリーショップ「パンタジア」に採用され、大きな希望を胸に上京する。

『最上の命医』の書影

最上の命医

3.38

3486

発刊: 2008.04.18 ~

完結・全11巻

新刊通知

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生後まもなく心臓手術を受けて命を救われ、物心ついてから手術の模様をビデオで観たことで小児外科医になることを決心した少年・西條命。医療への多大な関心と生まれ持った次元変換能力によって、命は研究者さながらの知識を吸収していた。自分の手術を執刀した神道先生を心から慕う命は、たびたび先生のもとを訪れていたが、そのあと友人と小舟で釣りに出たことで大きなトラブルに見舞われて…!?

『最上の明医』の書影

最上の明医

3.35

1930

発刊: 2010.07.16 ~

完結・全19巻

新刊通知

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チンピラなのに引きこもりの最上義明。自分なりの正義感と自分なりの自由感?を持つ彼が、様々な救命に挑んだりする場合もある波瀾万丈医療ドラマ。明らかに医者とはかけ離れた男の熱い生き様に、強く共感したりしなかったりすること必至です。

『SCISSORS』の書影

SCISSORS

199

発刊: ~

完結・全3巻

新刊通知

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女性たちの様々な要求に応えるべく、圧倒的な「美」を究極まで追い求めるデザイナー。それが美容師だ。日本一の美容師を目指す狩谷勝人の、ハサミ(SCISSORS=シザーズ)に賭けた青春記!! ▼第1話/美の道を拓け ▼第2話/プロへの第一歩 ▼第3話/思い上がり… ▼第4話/リセット ▼第5話/アセリ… ▼第6話/タッグ… ●主な登場人物 / 狩谷勝人(かりや・かつひと。美容師になるため、中学卒業と同時に沖縄県那覇市から単身上京してきた15歳。美容室「シザーズ」に入り、修行を始める)、甲斐昌矢(「シザーズ」の先輩。美容学校を首席で卒業した優秀な美容師。ケンカもするが、勝人の面倒を色々と見てくれる)、熊波(「シザーズ」の店長。酒飲みでグータラだが、実は相当な実力者) ●あらすじ / 日々、新たな流行が発信される東京・原宿。そこに狩谷勝人という1人の少年が現れた。日本一の美容師を目指す彼は、中学を卒業してすぐに、沖縄からやってきたのだ。勝人の父は那覇で「BARBAR狩谷」という理髪店をしている。だが美容師の夢を捨てきれなかった母は父と対立し、家を出ていった。そんな過去を持つ勝人が美容師を目指す理由は“復讐”。美容というものを根底から否定し、家族を捨てた母に復讐しようと考えていたのだった。 (第1話) ●本巻の特徴/原宿へやってきた勝人は、「シザーズ」という小さな美容室に強引に頼み込み、見習いとして世話になることになった。そこで出会った店長・熊波、先輩の昌矢、熊波の旧友で今は日本中の美容師たちの憧れの的である小松らに影響を受けながら、勝人は日本一の美容師への第一歩を踏み出す。個性的な登場人物たちが生き生きと描かれ、一気に物語の中に引き込まれる第1集。 ●その他の登場人物 / 狩谷霧奈(勝人の妹。兄思いの優しい中学生)、小松利幸(抜群の美容テクニックを持つカリスマ美容師。熊波の友人でもある)

作品レビュー

一覧

4.3

26巻まで読みました

このレビューにはネタバレを含みます。

パン作りを題材にした料理漫画。
週刊少年サンデーで連載していた作品で、小学館漫画賞受賞作。
また、4クール以上のアニメ化をしています。かつてのサンデーを支えた、サンデーを代表する作品の一つです。

幼い日に姉に連れられて訪れたパン店の主人より、日本を代表するようなパン「ジャぱん」の話を聞かされた少年、東和馬が主人公。
彼は生まれつき手の体温が高く、パン作りに適した"太陽の手"を持っており、独学でパン作りを学びます。
そして大手パンチェーン店「パンタジア」の採用試験に挑むことになります。
この採用試験は面談や筆記ではなくライバルたちと戦うパン作りの大会にのようになっており、以降、パン作りの料理対決が続く展開です。

最終選考まで残ったが、本店採用を逃した和馬は、そのきっかけとなってしまった河内恭介と共に、パンタジアオーナーの孫娘・梓川月乃に拾われて、南東京支店に勤務することになります。
しかし、勤務の様子はほぼなく、パンタジアグループの新人戦やパンの世界大会に出場し、個性的なパン職人たちとのパンバトルを繰り広げます。
パン対決のマンガということで、パンの知識や技術が多く登場します。
超低温長時間焼成という技法やトュルニュ、フォンデュなどの手法、べーパーアクションや老麺法などといった、ややマニアックなパン知識を楽しむことができます。
知識やひらめきによって逆境を突破する、少年マンガらしい料理漫画作品だと思います。

作者は超速スピナーと同じ橋口たかし氏で、超速スピナーでは霧崎マイというキャラクターのかわいらしさが話題となりました。
本作の女性キャラもとても魅力的なのですが、恋愛要素やお色気の要素はないです。
初期にはミステリアスさのあった月乃も、中盤以降はツッコミ役となっており、パン対決にはほとんど関与しません。
登場キャラクターはほとんど男性で、それも変態が多く、テンポよく読みやすい一方で、可愛い女の子を描ける作者なのに残念な感じがしました。

料理対決といえばリアクションです。
他の漫画では、作った料理を食べた審査員が口からビームを発射したり、よだれを垂れ散らかしてアヘ顔しますが、本作はそのレベルではないです。
序盤はまだおとなしい方だったのですが、中盤以降はうまさのあまり死んだり、過去にタイムスリップして歴史改変をするなどやりたい放題です。
終盤には、パンを食べたことで精神をパンに支配された男を助け、パンを食べたリアクションで地球を救うという狂気じみたストーリーが展開されます。
その後、パンを食べてダルシムになった恭介が、リュウやケンと戦い続け「なんやて!?」というセリフで幕を閉じるシーンはネットでも有名ですね。
そこだけ切り取ると、ひどい最終回に見えますが、そこに至る過程もなかなかひどいので、「なんやて!?」が気になったら読んでみるのをお勧めします。
ジャぱんの制作や、子供の頃に出会ったパン職人との再開、月乃と梓川家の確執など、物語はちゃんと収束しており、最後のコマだけは「なんやて!?」ですが、全体としてはキレイに終わっていると思います。

焼きたて!!ジャぱん

レビュー(266)件

完結・全26巻

3.0

26巻まで読みました

6〜26ない

焼きたて!!ジャぱん

レビュー(266)件

完結・全26巻

4.0

26巻まで読みました

リアクション芸

焼きたて!!ジャぱん

レビュー(266)件

完結・全26巻

4.2

26巻まで読みました

冠茂がいいよね

焼きたて!!ジャぱん

レビュー(266)件

完結・全26巻

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