逃げる男

オノ・ナツメ

3.32

845

発刊:2011.04.14 〜

既刊1巻

『逃げる男(1)』巻の書影
うにたべたいさん、他1人が読んでいます

あらすじストーリー紹介

森と少女とひとりの男。その事情。――オノ・ナツメ待望の最新作!大人のための優しい寓話。「この森には、子供にしか姿が見えないクマがいる。一日そのクマと過ごして、無事に森を抜けられたら、なりたいものになれる」そんな伝説がある鬱蒼とした森の中に、足を踏み入れた一人の少女。そこで出逢ったのは……。

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この漫画のレビュー

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5.0
4.0
3.0
2.0
1.0
3.32

9件の評価

3.7

1巻まで読みました

その森には、子供にしか見えないクマがいる。
そのクマはとても優しくて、一日そのクマと過ごして無事に森を抜けられたらなりたいものになれる。
そういうおとぎ話を聞いた女は、森に入っていく。
子供だから本気になれないと言われて捨てられた自分は子供に違いないから。
森の奥深く、吊橋の先にクマが姿を現す。
クマに導かれるまま、森を進んでいくと一軒の無人の山小屋にたどり着く。
おとぎ話では、クマは小屋に一人で暮らしている、日中はクマの姿で、夜になると人になる。

女はその山小屋に泊まることにするが、その晩、一人の男が現れて。

装丁はサスペンスホラーのようですが、そういった話ではなかったです。
私なぞはシリアスな漫画で、デフォルメ化されていないクマに出会う話を読むと、「あ、殺される」って思っちゃうのですが、本作はそういった意味では安心していいと思います。
逃げる、もとい逃げ続けている男と、一匹のクマのお話でした。

しっかりとしたストーリー漫画で、オノ・ナツメ作品には珍しく伏線回収が行われ、きれいに終わっています。
主人公のその後を思うと、良い未来が切り開かれているとは言い難く、これから相当苦労をすることになるだろうなとは思うのですが、“逃げた”結果であること、噛み締めさせてくれる結末だったと思います。
よくよく考えてみると、いろいろ現実的におかしいところがあるのですが、そういったところを含めて、寓話のような作品でした。

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