“文学少女”と飢え渇く幽霊

野村美月高坂りと

3.35

779

発刊:2011.08.22 〜

完結・全4巻

『“文学少女”と飢え渇く幽霊(1)』巻の書影
『“文学少女”と飢え渇く幽霊(2)』巻の書影
『“文学少女”と飢え渇く幽霊(3)』巻の書影
『“文学少女”と飢え渇く幽霊(4)』巻の書影
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この漫画のレビュー

5.0
4.0
3.0
2.0
1.0
3.35

5件の評価

4.2

4巻まで読みました

ライトノベル"文学少女"シリーズのコミカライズ二作目。
原作はまだまだ続くのですが、原作のコミカライズは本作までとなっています。
ただし、"文学少女"シリーズのコミカライズとしては、月間Asuka連載していたオリジナル作品もあります。
ライトノベルは全作読了済み、アニメ版も視聴済みなので、オリジナルのコミック版もそのうち読む予定です。
読みたいと思っているマンガやアニメがどんどん増えて大変ですわい。

過去にトラウマの抱えた高校生「井上心葉」と、"文学少女"「天野遠子」が奇怪な事件に巻き込まれるシリーズの二作目。
遠子のおやつとして、いつものように突拍子のない題材の三題噺を書く日々を過ごしていた二人ですが、ある日、遠子が勝手に設置した文芸部の相談ポストに怪文章と数字の羅列が書かれた切れ端が大量に投函される。
度々、そういう事件が発生したため、二人は夜の学校に忍び込み、犯人を取り押さえようとする。
ポストで張り込みを続ける二人の前に、その犯人「九条夏夜乃」が現れるが、不思議な雰囲気がある彼女は、自身が"すでに死んでいる"ことを告げ、姿を消してしまう。
日中、クラスに夏夜乃に似た生徒を見つけるが、彼女は夏夜乃の名前を聞くと震えだし、それは"わたしの幽霊だ"と告げる、という展開です。
ストーリーはキレイにまとまっていますが、過去の事件、お家騒動、そして復讐劇を交えた、冷静に読むと結構おどろおどろしい内容だと思います。
"文学少女"という耽美さを感じさせる存在によくマッチした展開だと思いました。

基本的に展開は原作準拠なのですが、ラストは次回作に続かないことが示唆される終わり方に変わっています。
心葉の過去のトラウマについての伏線回収はされないまま終幕となっており、良コミカライズなのに残念です。
アニメもですが、メディアミックス化はいまいち尻切れな感じがしますね。
そのため、"文学少女"シリーズを読む場合、キレイに完結しているライトノベルをおすすめします。
ただ、本作は文章だと場面遷移が難しいので、コミカライズの方がイメージがつきやすいかなと思います。

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