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作品数:4
3.48
1005
発刊: 2009.04.24 ~
完結・全3巻
新刊通知
“元天才美少女作家”の僕と、“本をちぎって食べる妖怪”の先輩。二人が紡ぐミステリアス学園コメディ!大人気ライトノベルコミック化!!
原作小説も抜群に良く、何度見てもその人生を問う奥深い内容に飽きません。これ以上ないほどマッチした作画で再現されています!
3.29
779
発刊: 2011.08.22 ~
完結・全4巻
元・大人気覆面美少女作家の“僕”と、物語を食べちゃうくらい愛している“文学少女”の先輩。ある日、二人きりの文芸部に、謎の文字や数字を書き連ねた紙片が届く。文芸部への挑戦だと解釈した遠子は、心葉を巻き込んで調査を始めるのだが…。大人気“文学少女”コミカライズ、新シリーズここに開幕!
文学少女と名乗り、文字の書いた紙を主食とする少女・透子とかつて天才小説家と呼ばれた少年・心葉が出会い、とある事件に巻き込まれていく。 前作同様とある文学作品を模したような事件が繰り広げられ、透子先輩の文学に博識な一面や、その作品に出てくる登場人物とリンクする重要人物たちの心情が丁寧に描かれていて引き込まれていく。 愛しているから憎しみが生まれるとは、なかなか深い、、。儚い作画と物語が素敵です。
170
発刊: 2012.06.22 ~
既刊3巻
107
発刊: 2006.12.25 ~
既刊1巻
うにたべたい
4.2
ライトノベル"文学少女"シリーズのコミカライズ二作目。原作はまだまだ続くのですが、原作のコミカライズは本作までとなっています。ただし、"文学少女"シリーズのコミカライズとしては、月間Asuka連載していたオリジナル作品もあります。ライトノベルは全作読了済み、アニメ版も視聴済みなので、オリジナルのコミック版もそのうち読む予定です。読みたいと思っているマンガやアニメがどんどん増えて大変ですわい。過去にトラウマの抱えた高校生「井上心葉」と、"文学少女"「天野遠子」が奇怪な事件に巻き込まれるシリーズの二作目。遠子のおやつとして、いつものように突拍子のない題材の三題噺を書く日々を過ごしていた二人ですが、ある日、遠子が勝手に設置した文芸部の相談ポストに怪文章と数字の羅列が書かれた切れ端が大量に投函される。度々、そういう事件が発生したため、二人は夜の学校に忍び込み、犯人を取り押さえようとする。ポストで張り込みを続ける二人の前に、その犯人「九条夏夜乃」が現れるが、不思議な雰囲気がある彼女は、自身が"すでに死んでいる"ことを告げ、姿を消してしまう。日中、クラスに夏夜乃に似た生徒を見つけるが、彼女は夏夜乃の名前を聞くと震えだし、それは"わたしの幽霊だ"と告げる、という展開です。ストーリーはキレイにまとまっていますが、過去の事件、お家騒動、そして復讐劇を交えた、冷静に読むと結構おどろおどろしい内容だと思います。"文学少女"という耽美さを感じさせる存在によくマッチした展開だと思いました。基本的に展開は原作準拠なのですが、ラストは次回作に続かないことが示唆される終わり方に変わっています。心葉の過去のトラウマについての伏線回収はされないまま終幕となっており、良コミカライズなのに残念です。アニメもですが、メディアミックス化はいまいち尻切れな感じがしますね。そのため、"文学少女"シリーズを読む場合、キレイに完結しているライトノベルをおすすめします。ただ、本作は文章だと場面遷移が難しいので、コミカライズの方がイメージがつきやすいかなと思います。
“文学少女”と飢え渇く幽霊
レビュー(5)件
4.6
ファミ通文庫の同名のライトノベルのコミカライズ一作目。ちなみに"文学少女"シリーズのコミカライズは本作と次回作の「飢え渇く幽霊」までとなっています。高校2年生の男子高校生「井上心葉」は、ひょんなことで文芸部部長の先輩「天野遠子」が、物語を食べている場面に遭遇してしまう。秘密保持のため文学部に強制入部させられた心葉は、文芸部の活動という名目で毎日遠子におやつ(物語)を書くことを強いられていたのですが、そんなある日、遠子が勝手に設置していた相談ポストを見た「竹田千愛」に恋愛相談を受ける。仕方なく千愛のため、代理にラブレターを執筆していた心葉だったが、千愛の想い人である"愁二先輩"が存在していないのではないかということに気づいて、という展開です。内容は原作準拠で、原作読了済みであればコミックで改めて読む必要はないかもしれません。ちなみに作画も竹岡美穂さんのきれいな挿絵をうまく再現できています。良コミカライズと思いました。"文学少女"シリーズは各話実在の文学作品が題材なっていて、文学部に持ち込まれた事件を"文学少女"である天野遠子が、推理するのではなく『想像』することで物語を解決に導く展開となっています。作中には天野遠子の文学のうんちくや、おいしかった文学作品の感想が(隙あらば)語られるのですが、コミカライズでもそこは割愛されず、ギャリコの、漱石の、文学作品の魅力をうっとりと語る遠子先輩の魅力は健在でした。全3巻なので読み返すには手軽でいいかもです。ただ、コミカライズが次作までなのが残念ですね。
“文学少女”と死にたがりの道化
レビュー(8)件
れとれとさん
4.0
このレビューにはネタバレを含みます。
文学少女と名乗り、文字の書いた紙を主食とする少女・透子とかつて天才小説家と呼ばれた少年・心葉が出会い、とある事件に巻き込まれていく。前作同様とある文学作品を模したような事件が繰り広げられ、透子先輩の文学に博識な一面や、その作品に出てくる登場人物とリンクする重要人物たちの心情が丁寧に描かれていて引き込まれていく。愛しているから憎しみが生まれるとは、なかなか深い、、。儚い作画と物語が素敵です。
文学少女と名乗り、文字の書いた紙を主食とする少女・透子とかつて天才小説家と呼ばれた少年・心葉が出会い、とある事件に巻き込まれていく。太宰治の「人間失格」を模した切ない事件を上手く描き上げており、人間の感情の儚さ・もろさを感じながら読み進めることができる。作画も繊細で、作品の空気感に非常にマッチしている。現実世界と悲痛な叫び声の相対する感じがものすごくゾクッとする。
シン
5.0
ゆき
3.5
そ
3.0
ああああ
ネモフィラ
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