2008年10月30日発売
6巻
▼第52話/緑野の決闘▼第53話/のぞみかなえたまえ▼第54話/ニューマーケットの恋人▼第55話/よそうはうそよ!?▼第56話/覚悟はいいか!?▼第57話/真子タソの秘密兵器!?▼第58話/再戦決定!!▼第59話/0.5秒の地獄▼第60話/バロンのお言葉!?▼最終話/真子とバロン▼バロンドリロンド外伝●主な登場人物/佐倉真子(3年目のJRA騎手。最近、騎乗機会自体が減少し崖っぷち。亡き父ゆかりの馬・バロンドリロンドに乗って、状況を打ち破ろうとしている)、バロンドリロンド(競走馬。三冠馬・オスカーラモーンと四冠馬・ナンシーサンダースとの間に生まれた“七冠ベイビー”。人語を解する?)●あらすじ/バロンの売却が決定し、ラストランとなった神戸新聞杯。最後の直線で一度は離されたオスカーになんとか追いすがるも、その差は縮まらず残り100mとなってしまう。しかしその瞬間、真子とバロンが人馬一体となる完璧な調和を始め、凄まじい追い上げを見せる。結果、無敗三冠確実と言われたオスカーを見事に破り、1着でゴール。感極まった真子は、インタビューで大粒の涙をこぼす…(第52話)。●本巻の特徴/地球の裏と表、離ればなれとなった真子とバロンに、競馬の神が下した啓示とは? 再戦かなった史上最速馬へのリベンジは? ふたりの絆がいま試される…!!●その他の登場人物/レイチェル・ワイト(イギリス貴族階級出身の女性騎手。実力と美貌を兼ね備え、世界的なセレブとして注目されている)、沖田(美浦トレセン所属の調教師。女性への偏見からか、真子を快く思っていない)、桜井(真子と同期の騎手。真子とはライバル関係)、山口礼子(競馬誌『さらぶれっず』記者。最近までファッション誌の編集者で、競馬は素人同然。真子に興味を持つ)、オスカークラッシュ(バロンの兄弟馬。3歳最強馬との呼び声も高い)、金城誠一(バロンの父・オスカーラモーンの主戦騎手として三冠を達成したベテラン。今はオスカークラッシュに乗る)、水木雄介(栗東・水木厩舎所属のオスカークラッシュ担当厩務員)シリーズ完結巻!