宝石の国(8)のあらすじストーリー紹介

フォス、月世界へ。月人の襲撃によって頭部を奪われたフォスにラピス・ラズリの頭部を接合し、フォスは百二年後に目覚めた。仲間を助けるため、先生の秘密を探るために、カンゴームの助力を得て、月人に連れ去られる形で月へと向かったフォス。月世界に到着後、月人たちをなで斬りにしながら突き進むフォスの前に、首領的存在が現れた。そこで語られた衝撃の情報、そして目の当たりにした光景とは――。

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473件の評価

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nu

nu
10ヶ月前

4.6

12巻まで読みました

絵がわかりにくい。下手というわけではなく(むしろ絵自体はきれい)、読者への伝わりやすさよりも絵としての芸術性を重視して描かれたような感じ。悪く言えば作者自身の自己満足の絵。アフタヌーンだから許されてるけどメジャー誌だったらダメ出しされてそう。
キャラクターが多いのに顔がみんな同じ(実はこれには理由があり後ほど明かされる)なので、誰が誰に言ったセリフなのかがわからない。特にバトルシーンでは誰が誰に攻撃してどっちが勝ったのかが絵では読み取りにくい箇所が多くて前後の展開から予想しないといけなかった。
そのような理由で一度は読むのを断念していたものの、それ以上に内容が面白いと聞いて頑張って読んでみたら本当にめちゃくちゃ面白かった。絵のわかりにくさを補ってあまりあるほどストーリーが面白く、キャラクターも魅力的。序盤はやや単調でありきたりなストーリーで、能力は低いもののみんなに愛されるキャラクターの主人公と、機械のような無機質な敵が定期的に襲ってきて毎回撃退するというお話。中盤で主人公が月に行ってから一気に面白くなった。展開がスピーディーになり、伏線がどんどん回収されていく。一瞬12巻で最終回だと思ってしまうほどきれいに話がまとまったが、この続きがあるようなので楽しみ過ぎる。
23/09/17

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