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朝基まさし安童夕馬
3.42
5819
新刊通知
発刊:2007.05.17 〜
完結・全15巻
140件の評価
タカノ
3.4
このレビューにはネタバレを含みます。
【⓪昔】・絵は並上、話も並上・クライムサスペンス系漫画のお手本のような作品・少年犯罪がテーマとして一貫しているし、ひとつひとつの○○編が短めなのも読みやすく高評価・白豚って苗字本当にあるん……?・車止め引っこ抜いて振り回すのは笑う・ラストのご都合主義は全然気にしない。主要キャラが死ぬとか主人公が人殺してるとかやばい展開もこれまであったし
はてぃ
5.0
メモ:202307『サイコメトラー』シリーズの作者によるサスペンスミステリ主に殺人事件の解決が描かれますが、『クニミツ』のような社会問題にも切り込んでおり教育崩壊などの大人の都合によって引き起こされる少年犯罪や、少年犯罪の延長として少年が巻き込まれる犯罪がメインテーマでした。主人公は『サイコメトラー』同様に特殊な能力を持ちますが直に事件のヒントを掴むものではなく、危機察知のためのレーダーだったため解決は知恵・技術・人情による昔ながらの刑事モノです2ちゃんねる全盛の時代のネット掲示板から起きるやり取りやチェーンメール・ケータイ盗撮など00年代を象徴するサイバー事件が多かった印象です。当時の流行に沿った内容のため、そのまま今の若者に通じるものではありませんが、事件背景にあった家庭問題や教育問題が改善したのか大人にはぜひ定期的に読み返してほしい1作
ワシ
3.0
1、3、13〜15ない
agure
3.8
面白い。少年課の刑事の物語という視点が他にはなくて、新鮮でした。セリフで「少年犯罪の原因には、どこかに必ず汚い大人が潜んでいる」的なセリフがとても印象的でした。
うにたべたい
4.5
童顔で中学生みたいに見える生活安全課少年係の刑事「柴田竹虎」が主人公の刑事マンガ。少年たちによる凶悪犯罪を、それでも更生する心を信じ、救っていくストーリーになっています。作者は"サイコメトラーEIJI"、"クニミツの政"と同じ原作:安童夕馬、作画:朝基まさしです。このコンビのマンガはクロスオーバーすることが多いですが、本作はそういう意味では独立した作品です(しいていえばコスプレマニアのみっちゃんらしき人物が登場するくらい)。少年犯罪といっても覚せい剤売買、性犯罪、ネズミ講など、厳重注意で済まされないレベルの犯罪が扱われていて、不運より大人の犯罪の被害者となる展開も多く、果ては虐待、殺人、強姦など、描かれるエピソードは結構エグいです。罪のない子供が被害に遭ったり、あるいは集団心理で自覚がないまま犯罪行為に加担してしまった子供たちを救うために柴田竹虎とその仲間たちが走り回る展開となっており、勧善懲悪で涙腺に訴える内容でした。ただ、事件は解決しても、受けた心の傷であったり、被害を受けた事実は消えてなくならないわけで、そういった意味で後味は決して良くないですが、最終回だけは良かったです。ご都合主義的でしたが、最後は非常にスッキリした終わり方でした。展開が進むにつれて登場人物は増えるのですが、割と準レギュラーであっても殺したり、犯罪に手を染めたり、酷い目にあったりします。人の思惑が重なり合い、意外な人物が犯人として登場することも多く、サスペンスマンガ的な即面もあります。とても許せない凶悪犯罪の犯人の姿が意外な人物であったりするなど、先の展開が気になる作品でした。面白かったですが、シバトラが過去トラブルがあった"仁木"が高校襲撃をしでかしてしまった理由が語られないなど、未回収の伏線があったのが気になりました。描ききれなかったのか、打ち切りに近い終わり方だったのでしょうか。ただそれであっても、スピード感があり、読みやすい名作と思います。
ゆるる
主人公かわいいのに強い
Ryo Wakabayashi
3.3
主人公の超能力を活かしきれてない感もあったが少年係の童顔刑事モノとしては十分楽しめる?ラストは素敵な終わり方
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