ひぐらしのなく頃に 祟殺し編

竜騎士07鈴木次郎

3.43

2630

発刊:2005.12.22 〜

完結・全2巻

『ひぐらしのなく頃に 祟殺し編(1)』巻の書影
『ひぐらしのなく頃に 祟殺し編(2)』巻の書影
いかさまさん、他2人が読んでいます

この漫画のレビュー

5.0
4.0
3.0
2.0
1.0
3.43

64件の評価

4.1

2巻まで読みました

「ひぐらしのなく頃に」第3章・祟殺し編のコミカライズ。
鬼隠し編がレナの、綿流し編が魅音メインのストーリーとすれば、本作は沙都子メインの内容です。
1章、2章同様、本当は膨大な文章量がコミック2冊にまとめられていて、原作の読み返しの意味では大変有用だと思います。
作画担当は鈴木次郎氏。
絵柄はきれいで可愛らしく、一方で直接的な殺人を行うシーンやグロいシーンもちゃんと描けていると思います。
ゲームだと暴力シーンやグロシーンも基本文字なので、こういうシーンはコミックの方がありがたいですね。

雛見沢村に引っ越してきた少年・前原圭一は、クラスの部活メンバーの北条沙都子が、酷い逆境のなか過ごしていたことを知る。
そんなある日、沙都子の伯父が村に帰って来て、沙都子は伯父から酷い虐待を受けていることを聞き、沙都子を救うために力を尽くすが全て上手くいかず、自分の不甲斐なさを感じてしまう。
そんな中、お祭りの夜に毎年発生するオヤシロ様の祟りの話を耳にする。
圭一は、失踪した沙都子の兄・悟史のバットを手に、沙都子の伯父を山に呼び出すと、という展開です。
原作では沙都子が全裸で逃げ回るシーンがあって、私、このシーンのコミカライズ楽しみにしてたんですよ。
原作では、例の竜騎士07のクセが強い絵なので、いい感じに書き直された上、グロもノーカットでお届けしてくれるコミカライズなら、沙都子の全裸もノーカットしてくれると信じてたのですが、残念なことにバスタオルで全身隠していてポロリもじゃじゃ丸もあったもんじゃない。
これにはガッカリです。
まあ原作準拠して絵柄だけ変えて出したら普通に販売できなくなっちゃうかもなので、仕方ないですね。

内容は相変わらず面白かったです。
色々言われてますが、作品自他はとても読ませられる良作だと思います。
ただ、起きているのが超常現象過ぎて、この辺りからミステリーじゃないんじゃないかという気になってくると思います。
でも、この頃はまだ頑張って考察する人がいっぱいいた覚えがあります。

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