ホムンクルス13

山本 英夫

3.50

8323

発刊:2003.07.30 〜

完結・全15巻

ホムンクルス13巻の表紙
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ホムンクルス(13)のあらすじストーリー紹介

頭蓋骨に穴を開けるトレパネーション手術によって、人間の潜在意識がホムンクルス(化物、歪なカタチ)として見えるようになったカーホームレスの名越は、それが自らの心の歪みと呼応していることを知り、封印していた過去と向き合うことを決意する。方言や顔へのコンプレックス、下ばかり見ていた青春時代、唯一、心を見てくれた彼女「ななこ」と付き合っていたこと、整形手術をして外見をまったく変えたこと、数字を操り金とモノにまみれたエリート銀行員時代、その時に寝た女の数々…次々に過去が判明しだした途端、ホムンクルスが見えなくなった名越は、ホムンクルスなしでは既に日常を生きられず、今度は自らの手で再びトレパネーションを決行した。「異形」の日常を取り戻した名越は、銀行員時代に出会った女「ななみ」と出会う。顔がコロコロ変わるホムンクルスのななみと何度か会ううちに、名越は彼女が、整形した後のモトカノ「ななこ」ではないか?と疑念を抱くようになる。様々な証拠から、「ななみ=ななこ」であると確信を深めた名越は、その真相を突き止めようと対峙するが…!?

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