4巻
本の世界に入ってしまった唯は、美朱(みあか)は自分を助けに来てくれた、と思っていた。しかし、鬼宿(たまほめ)との愛を確かめ合った美朱が「鬼宿に会いたくて戻ってきた」と言うのを聞いてショックを受ける。裏切られたと思った唯は、復讐のため青龍の巫子となり、美朱と敵対した。紅南国まで戻った美朱と鬼宿だが、倶東(くとう)国との戦争を避けたければ鬼宿を差し出すように、と要求してきた。どこにも行かないと約束した鬼宿だが、単身、倶東国へ向かう。彼を助けるため、そして、朱雀(すざく)を呼び出して、唯との友情を元通りにするようお願いするために、美朱は残りの朱雀七星士を探す旅に出たが…!?