あらすじストーリー紹介

ある日小6のヒカルは蔵で古い碁盤を見つける。その瞬間、碁盤に宿っていた平安の天才棋士・藤原佐為の霊がヒカルの意識の中に入り込んだ。佐為の囲碁に対する一途な想いが、徐々にヒカルを囲碁の世界へと導いていく…。

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この漫画のレビュー

一覧
5.0
4.0
3.0
2.0
1.0
4.13

743件の評価

4.3

23巻まで読みました

囲碁を題材にした異色の少年漫画。
連載開始時にはジャンプで囲碁漫画が連載されるということで話題になりましたが、イロモノで終わらず大ヒット作となり、小中学生を中心に囲碁ブームを巻き起こすきっかけとなりました。
なお、作画担当は後に『DEATH NOTE』や『バクマン』を描く小畑健氏で、本作は氏の出世作と言っていいと思います。

普通の小学6年生「進藤ヒカル」が、祖父の物置から古い碁盤を見つけたことから物語が始まります。
その碁盤に血の跡がついていることに気づいたヒカルは、碁盤に宿っていた平安時代の棋士「藤原佐為」の霊に取り憑かれます。
現世で意識を持った佐為は、ヒカルを通じてなんとか強者と碁を打交したいと願います。
碁のことをまったく知らないヒカルだったが、碁が打ちたいという佐為のため碁盤に向かうという展開です。
佐為の対局を観戦し、自らも碁に興味を持って勉強していく内に、やがてヒカルは碁の才能を開花させてゆきます。

大きく2章構成になっていて、前半では佐為を通じて初めて碁石に触れ、生涯のライバルとなる「塔矢アキラ」を始めとしたライバル達との関係が描かれますが、中盤以降は若い獅子となったヒカルが、プロ棋士として活躍する姿を描いたものとなっています。
ラストは正直すっきりしない形で終わりますが、友人との関係や佐為の過去などについても触れるとはいえ、基本的に碁の世界で活躍する姿が主な内容なので、例えば一つのゴールであるタイトルの取得まで描くとするとどんどん冗長になる気がするので、そういう意味でいいタイミングで終了したのかなと思います。
なお、本作は日本棋院が協力をしているので、碁の対戦時のシステムやイベント、施設の内部などは本物同様に登場するそうです。
院生やプロ棋士になった際にどういう感じになるかとか、対局時のシーンなどにリアリティがあり、プロを目指していなくても興味深い内容でした。

なお、碁を題材にした作品ですが、碁のルールや詰碁解説、打った手の意味などの説明などはほぼないです。
そのため、碁を知らなくても楽しめますが、本作を読んで碁が打てるようになるかというと、それは不可と思います。
ただ、対局シーンは非常に熱く、読むと碁を始めてみたいという気持ちにさせてくれる作品です。

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