ハチミツとクローバー

羽海野チカ

3.96

12847

発刊:2002.08.19 〜

完結・全10巻

『ハチミツとクローバー(1)』巻の書影
『ハチミツとクローバー(2)』巻の書影
『ハチミツとクローバー(3)』巻の書影
『ハチミツとクローバー(4)』巻の書影
『ハチミツとクローバー(5)』巻の書影
『ハチミツとクローバー(6)』巻の書影
『ハチミツとクローバー(7)』巻の書影
『ハチミツとクローバー(8)』巻の書影
『ハチミツとクローバー(9)』巻の書影
『ハチミツとクローバー(10)』巻の書影
ばんばんさん、他2人が読んでいます

この漫画のレビュー

5.0
4.0
3.0
2.0
1.0
3.96

278件の評価

4.5

10巻まで読みました

久しぶりに再読。
美術大学を舞台に、若者たちが恋に落ちたり、将来や生き方に悩んだり、今日食べるパンがないことに悩んだりするお話です。

本作の主人公である竹本祐太は平凡な美大生で、新進芸術家として耳目を集めている花本はぐみに一目惚れをする。一方で、何をやっても非凡な才を持つ森田忍もまた、人知れずはぐみに恋をするが、竹本も森田も、今の感情がそれだということに気づいていない。
陶芸科の山田あゆみは、竹本、森田と仲の良い真山巧が好きだけど、真山は原山デザインの社長、原田理花一筋。
原田は、はぐみの従兄弟であり美大教師の花本修司と辛い過去を共有していて、一緒に暮らしていたこともある。
主要な登場人物全員がもはや多角形となった恋愛構成図の頂点を担っていて、感情のベクトルを一方通行にぶつけ合うという、かわいい絵柄に似合わない結構ドロドロとした展開です。
より端的にいうと、BはAが好きで、CはBが好きで、DはCが好きで、Aはキリンさんよりゾウさんの方が好きという話。
ただ、展開上、浮気や行きずり関係、足の引っ張り合いがあっても良さそうなのですが、そういうことには一切ならずに、終始ほんわかした雰囲気でした。

連載中に掲載誌が変わったこと、休載期間があったことからか、ストーリーが忙しく移り変わっていた部分もありますが、本作においてはそれはプラスに働いたのではと思います。
10巻というそれほど長くない巻数の中で彼らはいろんなことを経験するのですが、最後は、ああ良かった(誰も死ななくて)という気がしました。

ラストはびっくりです。それはちょっと予想になかったよ!と。
ネタバレになるので伏せますが、恋愛劇の終幕は意外なところに落ち着きます。
唐突というわけではなく、まぁ確かに納得はできるかな、とは思うのですが、作中でもセリフがありますが、正直予想の圏外でした。

ドロドロとしたストーリーですが、ラストでみんなキレイに傷ついて、すっきりと終わりました。
ノイタミナ枠のアニメ、蒼井優のはぐみがはまり役の実写映画も含めておすすめです。

12

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