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羽海野チカ
3.93
22013
新刊通知
発刊:2002.08.19 〜
完結・全10巻
574件の評価
相田コメゾウ
5.0
とにかく切ない片想いにキュンキュンしたい〜って時におすすめな美大生達の自分探しの青春物語。24話の山田さんが折れたシソを真山に振られた自分に重ねてそのまま育てようとする話がとても切なくて好きです。当時はオシャレな表紙に惹かれて読むとモブの皆さんがすごいよ‼︎マサルさんみたいなノリの少女漫画というのは新しすぎて衝撃でした。
ぱだ
4.4
未だ人生のバイブル…
sa_yu
4.7
高校の頃、私のバイブルでした
うにたべたい
4.5
久しぶりに再読。美術大学を舞台に、若者たちが恋に落ちたり、将来や生き方に悩んだり、今日食べるパンがないことに悩んだりするお話です。本作の主人公である竹本祐太は平凡な美大生で、新進芸術家として耳目を集めている花本はぐみに一目惚れをする。一方で、何をやっても非凡な才を持つ森田忍もまた、人知れずはぐみに恋をするが、竹本も森田も、今の感情がそれだということに気づいていない。陶芸科の山田あゆみは、竹本、森田と仲の良い真山巧が好きだけど、真山は原山デザインの社長、原田理花一筋。原田は、はぐみの従兄弟であり美大教師の花本修司と辛い過去を共有していて、一緒に暮らしていたこともある。主要な登場人物全員がもはや多角形となった恋愛構成図の頂点を担っていて、感情のベクトルを一方通行にぶつけ合うという、かわいい絵柄に似合わない結構ドロドロとした展開です。より端的にいうと、BはAが好きで、CはBが好きで、DはCが好きで、Aはキリンさんよりゾウさんの方が好きという話。ただ、展開上、浮気や行きずり関係、足の引っ張り合いがあっても良さそうなのですが、そういうことには一切ならずに、終始ほんわかした雰囲気でした。連載中に掲載誌が変わったこと、休載期間があったことからか、ストーリーが忙しく移り変わっていた部分もありますが、本作においてはそれはプラスに働いたのではと思います。10巻というそれほど長くない巻数の中で彼らはいろんなことを経験するのですが、最後は、ああ良かった(誰も死ななくて)という気がしました。ラストはびっくりです。それはちょっと予想になかったよ!と。ネタバレになるので伏せますが、恋愛劇の終幕は意外なところに落ち着きます。唐突というわけではなく、まぁ確かに納得はできるかな、とは思うのですが、作中でもセリフがありますが、正直予想の圏外でした。ドロドロとしたストーリーですが、ラストでみんなキレイに傷ついて、すっきりと終わりました。ノイタミナ枠のアニメ、蒼井優のはぐみがはまり役の実写映画も含めておすすめです。
さほ
4.8
大学生の時に読んでよかった。恋愛・進路うまくいかない青春をいっぱいに味わう漫画です。登場人物みんなが報われない。だが、それがいい。
あ
このレビューにはネタバレを含みます。
初めて読んだのは小学生の時、小学生からしたら大学生、就活、社会人、自分探し、死別、障害、というのはとんでもなく難しく重いテーマだった。羽海野先生のコメディタッチが小学生ながら大好きだったので、読み進めていて、後半からは難しいな、という印象を持っていた。が、10年経って漫画から遠ざかっていたなか社会人になって改めて読むと、当時わからなかった部分もしっかり分かり、「大人」になってようやく分かる漫画なのだと心の底から思った。名作中の名作、私の人生漫画です。
しろくま
ずっと変わらず大好きな作品です。最終回の、サンドウィッチは何回読んでも泣いてしまいます。
つーちゃん
4.0
美大の憧れば全てここにつまってます。 もっと謳歌したかったよ、青春をこんな風に。
うれたのD
これが青春。空っぽなんかじゃなかった
のんなん
好きな人が好きになってくれない切なさが涙を誘います
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