まれびと親指姫3

なるしまゆり

発刊:2023.01.26 〜

完結・全3巻

まれびと親指姫3巻の表紙

2024年07月26日発売

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まれびと親指姫(3)のあらすじストーリー紹介

魔王をめぐる戦いに巻き込まれ、家を焼かれて逃げまどうヨキとリサ。だが、リサはヨキの目の前から姿を消してしまう――!? 離れ離れになった二人の胸にわきあがる気持ち――。何もないこの手が守るべきものだと思えるたったひとつ、それはリサだと気づいたヨキは、リサを探すことを決意する! 逃げて逃げて、そしてもう二度と家族と、私のそばにいてくれた人たちと、会えなくなった。リサは今、強く思う。――嫌、離れない! そして「まれびと」のリサは気づく。妖精の巣は二つの違う世界の間を突き通すように空いている虚(うろ)なのだと――。ふたつの世界が、つながる! 傷ついた子供たちのように肩を寄せ合っていた二人のおままごとのような暮らしは、いつか破れる夢だった。だが、破れてからの始まりだってある――。竜を婿にした恋多き精霊女王、滅びようとする市国を憂うヨキの父親違いの弟・魔王ユーヴィ、ユーヴィの策略で死んだことになっている父・風の竜ヴィンドラッシェ、呪いが解けて人の姿になった井守(イモリ)らとともに、妖精汚染の少女リサと、粘土工(クレイワーカー)ヨキが、自らの生きる道を探す異世界ファンタジー、ついに完結!

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