ある集落で暮らす少年、よしきと光。ある日、よしきが光だと思っていたものは別のナニカにすり替わっていたことに確信を持ってしまう。それでも、一緒にいたい。友人の姿をしたナニカとの、いつも通りの日々が始まる。時を同じくして、集落では様々な事件が起こっていき…?

夏の日常的に聞こえるオノマトペをとってもはっきり書かれており、そのオノマトペがより不気味さを醸し出している。日常の中にバケモノがいることを予兆するような。緊張するときって周りの効果音が大きく聞こえるときってある。よしきがずっと光ではないナニカに飲み込まれてしまわないかいつも緊張している様子を表しているのかもしれない。いずれにせよ、効果音の表現方法や写実的で繊細な描写、構図がより作品の得体も知れない気持ち悪さをより際立てていると感じた。

ずっと大好きだった友人が別の何かにすり替えられている。自分でお一緒にいてはだめだと分かってるし、周りの人からも非難されるのもわかっている。だけど、大切な人がそばにいる心地よさをどうしても手放すことができない。そんなよしきと光の苦悩がどうしようもなく切ない。中坊にこの状況は酷すぎるよ～…。

ま

machu

2年前

4.2

3巻まで読みました

20.1

多肉

vaseline

2年前

3.5

1巻まで読みました

BL要素のあるホラーテイストな漫画。主人公達はお互い共依存してるような関係というか。
なかなか画面が不気味で今後の展開が気になる。