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押川剛鈴木マサカズ
3.37
3975
新刊通知
発刊:2017.08.09 〜
既刊16巻
103件の評価
ななごん
3.5
面白い
もい
2.8
猫可哀想で無理
トマト
4.5
まず、タイトルに衝撃を受ける。そして中を読み、タイトルの秀逸さにたどり着く。基本は精神疾患を抱える人とその家族の話だが、あえてこのタイトルをつけたところに作者の深い意図がみられる気がする。中には尻切れトンボのようなモヤモヤが残るエピソードもあるが、言い表せない作者の深い怒りと今なお続く葛藤があるのだろうと、思わされる。それにしても現在のこのような患者達への対応体制はどうなっていくべきなのか。法的、公的、社会的、医療体制的にももっと広く大きく取り上げて議論してほしいと思う。
じゅんこ
3.0
13までよんだ
えどぽん
3.8
押川さんとは絶対に友達になれそうにないけど、明らかな精神疾患や知的障害があっても社会は救ってくれないという側面を見せつけてくれて悲しくて考えさせられる。必要な人に必要な環境を、がとんでもなく難しい。昔、多頭飼い飼育で破綻したおばあちゃんちに動物保護団体の人達が押しかけて、劣悪な環境で飼われている猫について責め立てる番組を見たがその糞尿夥しい部屋で一緒に寝起きしてるおばあちゃんには見向きもしなかった。救いが必要な人はなかなか救われない。
せーふぁ
5.0
9巻既読。統合失調症の妻とそれに振り回される夫と両親がメイン。押川先生のコラムでは、コロナ禍におけるメンタルヘルスの現場が綴られています。次巻発売時点で、世の中はどうなっているのでしょうか。そして"ない"ことの幸せとは。ノンフィクション漫画。近年、コロナ禍により在宅勤務や休校措置などが進み、更に家族や隣人との交流が希薄化した現代社会においてぜひ読んでおきたい作品。扱っているのはうつ病、統合失調症、ひきこもり、アスペルガーなどの精神病。驚くべきは、本作のエピソード全てが実際に原作者が目の当たりにした事実であることです。とりわけ極端なケースを扱っているのは、商業漫画で描く以上避けられませんが、それでも現実のこと。毎巻の押川先生のコラムも必ず読みましょう。こういった事実を漫画化し、読者に提供してくれる鈴木先生ならびに関係者の方々には感謝しなければならないですね。
よね
4.0
えぐい
たま
3.4
精神病をテーマにしたノンフィクション。当たり前だが、極端なケースばかりを漫画にしている。しかし、心理学や精神医学を志す人読んでおいて損はないのでは。もちろん原作も。
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