3.02
533
発刊: 2021.02.15 ~
既刊6巻
新刊通知
a大国ノストン国の王子アスベルトから突き付けられた突然の婚約破棄!? そして新妃候補はまさかの…!? 落ちこぼれ公爵令嬢と蔑まれ悪役の烙印を押されたクレアは、全てを捨てて新天地を目指す。本当の自分を取り戻すために…!「小説家になろう」サイトで大人気を博した、悪役公爵令嬢異世界ファンタジーコミカライズ!
3.29
525
発刊: 2007.08.24 ~
通常版・他5作品
新刊通知
a3.13
516
発刊: 2009.10.25 ~
完結・全2巻
新刊通知
a俚緒の妹・結衣は、女性ファッション誌「ピーチティーン」の人気モデル! 可愛くて人気者の妹は、俚緒にとって自慢の存在。ところが、隣にイケメン兄弟が引っ越してきたことで、関係は急変! 史上最凶の姉妹バトルが勃発した…!?
愛しい14編の“Tesoro=たからもの”。 親子、仲間、夫婦、ふとした瞬間に見えるそれぞれの絆―― オノ・ナツメがデビュー前の1998年から2008年までに 描きためた短編が、1冊にまとまって刊行! イラスト多数&描き下ろしカラー漫画も収録、待望の初期短編集!
オノ・ナツメの初期短編集。14作ほどの作品が収録されています。 収録作は一作あたり10ページにも満たない作品が多いです。 IKKI掲載時の短編に加えて氏の同人活動時代の作品が加わっています。 また、後ろ数ページはイラストギャラリーになっています。 オノ・ナツメの独特な絵は、後ろ暗さや哀愁を感じさせます。多くのキャラクターで姿勢が悪く、目に活力がありません。 そういうタッチなのでキャラクターが「嬉しい」や「楽しい」という感情を見せたときは逆に映えます。 重暗い雰囲気の中で「喜び」の感情が描かれたとき、大したことでもないのに心が自然と温まるような気がします。 線が少ない漫画というよりもイラストタッチの絵が組み合わさったような作品になっていて読みづらさを感じるので、個人的には氏の作品は若干苦手です。 ストーリーに伏線などの小細工が無く、醸し出す雰囲気を楽しむ作家だと思います。 初期短編集である本作収録の作品は特にその傾向が顕著で、一作一作は非常に短いのですが、読むにはコーヒーや紅茶に茶菓子まで準備する必要があると思います。 絵については好き嫌いが分かれると思います。 また、本作はプロになる以前の作品も収録されていて、特に癖の強い、有り体に言うとあまり上手ではない作品もあるため、初期作品の短編集であることを念頭に置いて読んだ方が良いと思います。 どの作品も絵の雰囲気は外れていないので、そもそもオノ・ナツメ作品が好きな方にはおすすめします。 丁重もお洒落で、本棚に差して置きたくなる一冊だと思います。
by うにたべたい (525)