姉の病を治すため精神を癒すという魔術診療所にやってきた青年・レオ。そこで出会った魔術師・オズワルドに認められ、患者の精神世界へと足を踏み入れる。狂気に満ちた世界で、患者の心を救うことが出来るのか――。
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発刊: 2018.07.14 ~
既刊1巻
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a王子の願いは朝昼晩いつでもどこでもキスすること。麗しのアンドリュー王子に、“いつでもどこでも口づける許可”を求められた伯爵令嬢シャーロット。理由もわからぬまま拒むこともできずに城にとどめられ、朝昼晩、王子の望むまま唇を重ねる日々を過ごす。「もっとキミに触れてもいい?」やがて王子の唇は触れるにとどまらずシャーロット自身も知らなかった奥深くをさぐり、ついにふたりはひとつに結ばれる。けれど王子に恋してしまったシャーロットの不安は、結ばれたことでむしろどんどん募っていった。だって彼は、甘くせつない愛撫を与えてくれても決して『好き』とは言ってくれないから――。
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発刊: 2018.04.11 ~
既刊1巻
新刊通知
a秘書室はみだらな欲望の密室!! 「挑発したのは君だ」「ネクタイのほどき方も結び方もきちんと教えてやるよ」「わがままなお嬢様はしっかりとしつけておかないとな」わがまま放題で育てられたお嬢様の奈知夏。軽い気持ちでコネ入社したら、スーパー秘書・柴田のてのひらの上で転がされて…!? 「待ちきれなかったのか」「声はガマンしなさい」社長秘書はしつけがお上手!? わがまま社長令嬢への愛のおしおき…!! ※この作品は雑誌「恋愛LoveMAX」「恋愛チェリーピンク」に掲載されたものを再編集したものです。デジタル配信版の雑誌「恋愛LoveMAX」「恋愛チェリーピンク」をお求めになった方は、コンテンツ内容が重複する場合がございますので、ご注意ください。
『俺はまだ本気出してないだけ』で40オヤジの悲哀を描いた青野春秋氏の最新作は、アラサー女子と公衆電話の切なすぎる物語。14年間の引きこもり生活にピリオドを打ち、生まれ変わるために旅に出た“松田夢子28歳”は、たぶんどこにでもいる女の子だった……。周囲との繋がりを断ち、自分だけの世界で生きることを決めた日までは。その時から、あっという間に14年が過ぎていた。束縛されない、傷つかない、顔色をうかがわない。自分の部屋という温室の中での自由な暮らしは楽しかった。でも、不安という暗闇とはいつも隣り合わせ。だからだろうか、いつの間にか少しだけ薬の力を借りなければ生きられない女の子になっていた。誰に非難されたわけではない。ひとりきりの生活が寂しかったわけでもない。ただ、外の空気を吸いたかっただけ。誰かと話をしてみたくなっただけ。外に出れば何かが変わるかもしれない。誰かと繋がれば、薬を必要とする私から生まれ変われるかもしれない……。だから、彼女は旅に出た。小銭と大事な薬を握りしめて。「大丈夫、きっと私は生まれ変われる。」