高校生・赤矢の日常は、その日崩れ去った――。突如として街を黒い壁が取り囲み、世界は闇に閉ざされた。光り輝く怪物の圧倒的な暴力に蹂躙され、迫りくる死の恐怖の中、赤矢に芽生えた殺意。その瞬間、彼の中に「何か」が宿った。それは彼の体を怪物に変え、「力」を与える一方で人間としての心をも蝕んでいく……。
繊細で儚い美しさ。鳩山郁子の幻の作品を収録した新装版! 誌的な台詞と、あまりにも繊細な描画により生み出される、美しく静謐な世界―――。少年の危うい美しさ、一瞬の煌きを閉じ込めた作品集『ミカセ』がよみがえる。単行本未収録だった「スパングル」「薄荷の諧楽(シンフォニー)II」の2作品を加え、カバーイラストとあとがきを新たに描き下ろした新装版。▼収録作 アネモネと風速計 インスレーター・トゥリー・ストーリー 美男葛 貴腐月 薄荷の諧楽(シンフォニー)II スパングル ミカセ復刊に寄せて(あとがき)
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発刊: 2015.05.30 ~
既刊1巻
新刊通知
a「ベッド行くのめんどくせー、ここでしろ」同じ会社の忙しい男同士。彼女作るヒマもないし、ヤリたい波も仕事の波も一緒。クールな小野坂とワイルドなおっさん(?)鳥羽は、そんなエロくて楽なイイ関係…… って、この関係、何だ? 続くの? ――続けたいの、俺? 他、図書館司書と学生の年の差恋愛を10年以上追いかけた感動作等、男の芯の強さを描いた恋物語集。