3.05
8
発刊: 2021.04.07 ~
完結・全3巻
新刊通知
a異母姉に嵌められ、十六歳という若さで処刑された女王クリスティアン。それから十六年の月日が経ち、女王生誕祭に思いを馳せる少女が一人。公爵令嬢ティアレシアだ。彼女の従僕は囁く――。「俺はいつまでおもりをさせられるんだ?」そう彼女こそ、麗しき悪魔と取引をし、転生した元女王だった! 転生から始まる美しき復讐譚、コミカライズ開幕!
【電子限定特典ペーパー付き】『推しが武道館いってくれたら死ぬ』平尾アウリさん推薦! 帯には平尾アウリさん描き下ろしイラストも。SNSの光と闇…SNSでイラストがバズったらあんなに仲の良かったネット上の友人の態度が豹変。【あなたの筆を折りたい】というメッセージが届いた… 佐竹昭仁(さたけ・あきひと)高校1年生。現実よりもネットでのほうが輝けると思っている。ペンネームは「綿棒」。SNSでイラストを投稿したところバズる。 一色小春(ひいろ・こはる)高校2年生。美術部の次期部長。だれが見ても完璧な女の子で輝いているが…?
3.13
8
発刊: 2021.04.23 ~
既刊1巻
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a3.17
8
発刊: 2021.04.12 ~
完結・全3巻
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a突如、激動騒然の2020年から、50年前の大阪にタイムスリップしてしまった元漫画家アシスタント西条浩志(50歳)。ツテ無し無一文の彼の前にあらわれたのは、肉屋でバイトをしながらプロ漫画家を夢見ている稀代のお人好し北川ススム(20歳)! 二人を待つ未来とは!? 決死のサバイバルが今始まる!!鬼才・いましろたかしのSFタイムスリップサスペンス最新作!! 全3巻、同時発売!●いましろたかし ビームコミックス好評既刊●『曇天三茶生活 我、かく闘えり』『ハード・コア 平成地獄ブラザーズ』全4巻 原作:狩撫麻礼『釣れんボーイ』上・下巻『新釣れんボーイ』『永遠のケツ』『ぼけまん』『原発幻魔大戦』『原発幻魔大戦 首相官邸前デモ編』『原発幻魔大戦 日本発狂編』『引き潮』『いましろたかし傑作短編集』『盆堀さん』『ラララ劇場』『タコポン』上・下巻 原作:狩撫麻礼『ぼくトンちゃん』●コミックビーム 公式ツイッター●@COMIC_BEAM
愛した彼の中には別人格が宿っていたー!「カレの中には、もう1人の誰かがいる―…」初めて恋した海斗君には、海のように深い秘密があったんだ―。誰もが振り返る絶世の美女・花は日々をバイトに明け暮れる勤労女子大生。友達に誘われた海で、初恋のカレ・海斗と10年ぶりの再会を果たす。サーファーになっていた海斗は、優しい昔の面影を残したまま。運命を感じて、海斗と二度目の恋をすると決意した花だったが、キスした瞬間、別人のように乱暴になった海斗に襲われる…。優しいハズのカレの中には大嫌いな男“蒼葉”の人格が眠っていた―!「兄に愛されすぎて困ってます」夜神里奈新境地!衝撃走るラブミステリー開幕!!!
3.09
8
発刊: 2020.12.01 ~
既刊1巻
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a20人の漫画家、20の「東京」。【収録作品】(著者あいうえお順)浅野いにお [TP]安倍夜郎 [我が心の新宿花園ゴールデン街]石黒正数 [密林食堂][もしも東京]石塚真一 [Tokyo Sound]市川春子 [TOKYO20202 GOURMET/SPOT/HOTEL]岩本ナオ [海が見える大井町]太田垣康男 [the next day]大童澄瞳 [East East]奥 浩哉 [東京フィレンツェ化計画]小畑友紀 [願い]黒田硫黄 [天狗跳梁聖橋下(てんぐのあそぶはひじりばしのした)]咲坂伊緒 [星の王子さま]出水ぽすか [ここにいる街]萩尾望都 [江戸~東京 300年マーチ]昌原光一 [江戸×東京 ジオラマ合戦]松井優征 [東京の脅威とギンギンの未来]松本大洋 [東京の青猫]望月ミネタロウ [丹下健三の東京計画1960]山下和美 [世界は変わっても生活は変わらない、という夢]吉田戦車 [好きな東京]特別寄稿角田光代 [私だけの東京]ジェーン・スー [これも東京2021]鈴木敏夫 [東京物語]松尾スズキ [出会いたい人に、すべて出会って]向井 慧(パンサー) [東京]山崎洋一郎 [新・東京物語]写真佐藤健寿
近未来。全世界的に出現した「超人」たち。人類は科学技術を駆使した武装「リモデリング」を駆使し、その脅威を克服した。そして今、世界は反転し、超人は差別の対象となり、息を潜めて暮らしている。超人の少女、リアンナ・ヒルデブランドはある日、正体が発覚し捕まってしまう。絶望の底にいたリアンナを待っていたのは更なる絶望、リモデリングによる超人殺戮ショー「リモデリングバトル」への参加だった――。
速度について。 『ひゃくえむ。』『チ。──地球の運動について──』の魚豊が再発見させてくれたことのひとつは、アートにおいて「速度」はひとつの美しさ──本質と言い換えてもいい──だということ、これだと思っている。 魚豊のマンガと共通する「荒削りさ」。しかも、そこに何か奇妙な「美しさ」が宿っていること。 アートの「速度」とは何か?いわゆる「勢い」、しかも(魚豊が気付かせたような)「美しい勢い」とは何か? それは「いま描かなければ間に合わなくなる」という焦燥感だと考える。締め切りとかそういう小さな話をしているのではなくて、「世界に対して間に合わなくなる」ということを言っている。いまこの世界に刻み付けなければ。そのためには小綺麗に整えている時間なんてない。ローザ・ルクセンブルクが「革命とは常に時期尚早である」つまり「待っているうちは"機"など絶対に来ない」というようなことを言ったらしい。「世界に対して間に合わなくなる」という焦燥感、そういう感覚の鋭敏さは普通は持っていないほうが幸せだと思うのだが、一方でアーティストにとっては特異な才能として機能すると思う。 そんな「速度」でもって作品が描かれているということは、その作品は「世界を変える」ために描かれているということだ。そんな「荒削りさ」を、憧憬とともに、美しいと感じる。 不条理について。 無垢な存在が徹底的に酷い目に遭う、もっと言えば世界の過酷さを引き受ける──しばしば「これが現実」というかたちで──という構造からして、『リモデリング』には「まどマギエピゴーネン」的な面が確実にある。 この「まどマギエピゴーネン」的なるもの全般について考えるとき、思わざるを得ないのは、結局そこから抽出されて残ったのが「シニカルな嗜虐性」に過ぎなかったということ。まどマギ自体はクライマックスにかけてそういうシニカルな嗜虐性を批評的に撃つわけなのだが、どういうわけか後発の作品においては「無垢なものを傷つけること」ばかりが強調されていたように思える。それは結局のところデスゲームに帰着する。 『リモデリング』でも主人公のリアンナは徹底的に痛めつけられ蹂躙される。ほとんど唐突で過剰な暴力性によって。が、そこからだ。 このマンガの不思議な部分は、そうした暴力の次に起こることだ。 これについて私は説明する言葉を持たないし、ただ体験してもらうしかないと考えるのだが、つまるところ、それを体験したあとの、このマンガの読後感は、ただこの一言に尽きる。ストレート。 このマンガの中で頻繁に使われる言葉がある。「愛」だ。それはアイロニーでもシニカルな形でもなく、まっすぐに放たれる。 たぶんこの作品はそのことを信じていると思う。シニカルな嗜虐性、不条理を超えて、人間の善性──言い換えると「愛」──や苦難を乗り越えようとする人の意志──別の言葉で「勇気」──に回帰する。 ここではどこか白々しく見えてしまうこれらの言葉が、このマンガの中で立ちあがってくる。このマンガはそれだけ「速い」から。 「人間讃歌は勇気の讃歌」というセリフを、このマンガを読みながら思い出した。 ここで言っている「速度」はもうひとつ別の言葉で表現することもできる。 「熱」がそれ。 シニカルな「アツい」を超えて、ただまっすぐに読み手に「熱い」と呟かせるような何か。表現の熱量。熱狂的に描くこと。 このマンガのもっとも美しいと思う部分について書く。 その表現の熱をもってマンガの中で描かれるのが「熱」であるということ。リアンナの力は「熱」であって、このマンガはそれについての物語になっている。 中身、描くことと、外身、描かれるものが一致しているから、このマンガは確かに「熱い」のだと思う。 あんな烈しい暴風(あらし)の中で 掴んだひかりだ はなすものか どんなことがあつても おゝ石になれ、拳 此の生きのくるしみ くるしければくるしいほど 自分は光をにぎりしめる 山村暮鳥 "自分は光をにぎつてゐる"
by 鈴木 (34)桐野はピアニストとして才能に限界を感じ、鬱屈した日々を過している。だからこそ、才能あふれる後輩からの憧れと恋心を弄ぶようにセックスに誘った。期待に震える高瀬の中に歪んだ嫉妬を吐き出して、何かが満たされる気がした。いいなりになる高瀬にうぬぼれ、依存していく桐野だが――…。溶け合う闇と光の救済BL蜜月を描く描き下ろし10P収録!◆収録内容◆「嫉妬は愛を曇らせる」1~7話単行本収録描き下ろし10P特典(おまけ漫画1P)※紙コミックスの応援書店にて配布されている特典と同様のものが収録されています。